Corrieri@Parma

寒風吹きすさぶフィレンツェを早朝に出発、まだ通勤時間の名残が残るころパルマへ。久しぶりに見る市場は荒んでいて中国人の店がやけに増えていた。で、市場の近くにあるトラットリア・コリエリへ。ちょうどパルミジャーノを割っているところだったのでそのそばに陣取り話を聞くと2日でこのパルミジャーノ1個使い切るという。チェコ出身、23才のカミリエーラが切ってくれたアフェッターティ・ミスティはプロシュート、コッパ、ラルド、クラテッロ、クラッチャ、チッチョラータ、チッチョリ、モルタデッラの盛り合わせ。さらにパスタ生地をラードで揚げたニョッコ・フリット、別名トルタ・フリッタ。カロリー爆弾は生ハム類をのせてそのまま熱々をかじる。とはいえ巨大なニョッコ・フリットが6切れ。「普段は5個だから1個はサービスよ」と別のカメリエーラがいうがすでに拷問。さらにタリアテッレ・アル・ラグー。イタリアには珍しくジャンキーなケチャップ味。お勘定は驚くほど安いパルマの良心、ここにくるのは3年ぶり?MASA