Da Amerigo@Savigno

ここはボローニャにほど近い高速A1出口サッソ・マルコーニからさらに30分ほど山奥へ入ったサヴィーニョという寒村。そこにある1939年創業の老舗でガンベロ・ロッソのトレ・ガンベリにしてミシュラン1つ星という珠玉の店。昨年10月末以来3ケ月以来の訪問。店主のアルベルトと午後からよもやま話、店の歴史うんぬんなどなどインタビュー。写真は名作「卵とトリュフの新旧スタイル」ポーチドエッグと白トリュフ、フライドエッグと黒トリュフという黄金律。ジェラート・ディ・パルミジャーノ、素晴らしいインベンション。ファルソ・リゾット、その名、も「偽リゾット」という前菜だが米に見立てた食材は?驚きの料理である。フェラン・アドリアもびっくり。子豚のセコンドはもも肉、バラ肉、ロースなどなどさまざまな部位をさまざまな調理で食べさせてくれる。バッカラも同様。地元エミリア出身のアルトゥージのレシピにもとづいたフリットやボローニャ風のトマト煮込みなどこれもさまざまな調理法で飽きさせない料理。非常に考え抜かれ、贅肉をそぎおとして完成された料理。ワインも地元のコッリ・ボロニェージのみ。遠方から足を伸ばしてきても価値ある非常にいい店。MASA