Da Amerigo@Savigno
ここはボローニャにほど近い高速A1出口サッソ・マルコーニからさらに30分ほど山奥へ入ったサヴィーニョという寒村。そこにある1939年創業の老舗でガンベロ・ロッソのトレ・ガンベリにしてミシュラン1つ星という珠玉の店。昨年10月末以来3ケ月以来の訪問。店主のアルベルトと午後からよもやま話、店の歴史うんぬんなどなどインタビュー。写真は名作「卵とトリュフの新旧スタイル」ポーチドエッグと白トリュフ、フライドエッグと黒トリュフという黄金律。ジェラート・ディ・パルミジャーノ、素晴らしいインベンション。ファルソ・リゾット、その名、も「偽リゾット」という前菜だが米に見立てた食材は?驚きの料理である。フェラン・アドリアもびっくり。子豚のセコンドはもも肉、バラ肉、ロースなどなどさまざまな部位をさまざまな調理で食べさせてくれる。バッカラも同様。地元エミリア出身のアルトゥージのレシピにもとづいたフリットやボローニャ風のトマト煮込みなどこれもさまざまな調理法で飽きさせない料理。非常に考え抜かれ、贅肉をそぎおとして完成された料理。ワインも地元のコッリ・ボロニェージのみ。遠方から足を伸ばしてきても価値ある非常にいい店。MASA
池田様
お元気ですか。タイで著書の案内メールをいただきながらまだ本を購入しておりません。先日帰国しましたので、近々拝読させていただきます。バンコクで飲み友時間が長過ぎました。
以前、一昨年この店に出くわしたことの幸福は、今年の再訪を約束したようなもの。池田さん、紹介のアンチカマリーナを始めに、この家を最後にと与太旅再びをしてまいりました。ああいった粉を使う素朴だけど強い香りの香福なパンはうれしい。なんちゃってリゾットには、一昨年はアルベルトに早くも降参。卵にまた頭を垂れる。奥様のデザートも、この卵が効いている。
白トリフをアルベルトにわけてもらって、こっそり京都の店で出している料理人がいることを知り、かもなーとも思う。ただ香りっ、ていうてんではどうだろう。そんな思いもあって、京都のその店を訪ねた、Amerigo同様、奥様のもてなしを受けながら、グラッパ集中攻撃で、思ったのは、野菜の香り、どーにも和国の野菜は痩せたものしか感じない。池田御夫妻がうらやましい。Bolognaのカリチェもお気に入り。毎日昼下がりから飲み出し、遅くまで立ちのみしてしまった。ああいふ、飲む場が欲しい。
池田様 お刺激、感謝。
多謝 再見
神田 實 拝
神田様 コメントどうもありがとうございます。「老舗」にはダ・アメリーゴも出てますので乞御高覧です。MASA