Diavolo e Acqua Santa@Venezia

ペスケリア市場を堪能した後の朝食は「悪魔と聖水」で。朝10時30分、この時間に来るのは始めてだけれど、店内にはすでに朝方の紳士が10人ほど。テーブルでのカラフ(大)の赤ワイン注ぎつ注がれつの年金組、立ち飲み立ち食いの年金組。どうみても客の中では私が最年少。

プロセッコ、次いでバッカラとイワシの詰めものフリット。どちらもレンジでチンしてくれる。しかしイワシはあくまでカリリと揚がり郷愁を誘う総菜の味。一方のバッカラは厚めの衣なのでチンするとふんにゃりとなるのだが、これもまた油と塩のきき具合がたまらない酒のアテ。「悪魔と聖水」はやはり立ち食いに限る。冬場の「テスティーナ」や「トリッパ」も忘れられないヘビー級の味。MASA