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Harry’s BAR@VENEZIA

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イタリア料理のストックフォト10,000点超

03venezia90_2カルパッチョ68.00ユーロ。ベッリーニ15.00ユーロ。クロケッテ(鶏とマッシュルーム)、バッカラ&ポレンタ。つねづねヴェネツィアで遊ぶなら、金に糸目を付けず湯水のようにつかってこそ楽しい、と実践はできないが、認識だけはしている私。その典型にして極致がこの店であることに疑いはない。

 子牛のカルパッチョは爽やかで淡白だが、自家製マヨネーズは思いのほか重かった。口中にしばらく油脂が残って消えない。とはいえ一見、一食の価値あり。このカルパッチョを「高い」と叫ぶのはたやすい、というより事実の羅列では意味が無い。そこにいかなる意味を見いだすか。これを食することで己の中の壁をひとつ越え、イタリア料理無間地獄へと足を踏み入れる第一歩の始まり。ヴェネツィア快楽主義へようこそ。
MASA

匡克 池田
About 匡克 池田 (1161 Articles)
1967年東京生まれ。イタリア国立ジャーナリスト協会会員、フォトジャーナリスト。日本で出版社勤務後独立、1998年よりフィレンツェ在住。「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「フィレンツェ美食散歩」「伝説のトラットリア、ガルガのクチーナ・エスプレッサ」など著書多数。2011年に池田愛美と株式会社オフィス・ロトンダ設立。国際料理コンテスト「Girotonno2014」「Cous Cous Fest2014」で日本人初の審査員となる。 http://www.office-rotonda.jp https://www.facebook.com/ikedamasa

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