リグーリアの食の記録 Hotel Splendido, La Paranza,Taverna del Capitano, Taverna del Marinaio
2007年5月14日(月)
La Terazza/Hotel Splendido@Portofino(GE)
ポルトフィーノ屈指の名門ホテル・スプレンディドのメイン・ダイニング。Antipasto del mare、Trenette al Pesto。ジャガイモもサヤインゲンも入っていないシンプル至極なトゥレネッテ。
2007年5月15日(火)
La Paranza@Santa Margherita Ligure(GE)
Antipasto tiepido del Mare(写真)はマグロのタリアータ、アンチョビのレモン・マリネ、ティグリオ湾のエビとモスカルディーニの温製。パスタはSpaghetti ai frutti di mare。
2007年5月15日(火)
Ristorante Puny@Portofino(GE)
Insalata Mista、Riso al Curry con Gamberiは知る人ぞ知るフィレンツェの某老舗料理店でも出る温故知新のイタリア料理。スープ状の海老カレーの中で煮込んだライス、とプレゼンテーションは通常と違うが、これは英国経由の近代イタリア料理ではないかと思うのだが真相は果たして?
2007年5月16日(水)
Taverna del Capitano@Vernazza(SP)
Crudita del mareは生スカンピとオラータのレモン・マリネをピンク・ペッパーで食べる。リグーリアのオイルとレモンの愛称の良さ。ついでタリエリーニ・コン・ガンベリ、コッツェ、ヴォンゴレ。麺は冷え気味、乳化不足。要再考。
2007年5月16日(水)
Taverna del Marinaio@Portofino(GE)
ポルトフィーノでのお気に入りの店。赤タマネギとレモンであっさりとマリネしたティグリオ湾のガンベリ、次いで黒鯛のリグーリア風オーブン焼きやジャガイモ、オリーヴとともに。乳化したオイルとレモンのソース。さらにガンベリ・アル・フォルノ。こちらのソースはなんとバター。しかしどちらもいい。
2007年5月17日(木)
Ristorante Chuflay/Splendido al Mare@Portofino(GE)
スプレンディドのアネックス「アル・マーレ」での昼食はInsalata tiepida del MareとInsalatine fresche del campo。印象大人しめ。シャケトラを使ったクレム・ブリュレはシャケトラとともに。
2007年5月17日(木)
Taverna del Marinaio@Portofino(GE)
2夜連続。コッツェを白ワインとレモンで蒸し煮にしたMuscoli al vino e limoneとSpaghetti frutti di mare。ここ数日思うがリグーリアで食べるこの手のパスタはトマトなし。理由はリグーリアのオイルの特製を生かすためイン・ビアンコで乳化させるからかと。さらに黒鯛の塩焼き。MASA
今年の夏のイタリア旅行は最後までリグーリア、チンクエテッレか、南イタリア(ナポリ、アマルィ)にするか迷って、結局南イタリアにしました。リグーリア、特にポルトフィーノはとにかくホテル料金が高くて驚き、これじゃあ無理と断念したのです。池田さんは、最高級ホテルスプレンディドにお泊まりのようですが、リーゾナブルな価格のホテルはそのあたりでは皆無なのでしょうか?
Rie様 コメントどうもありがとうございます。今回Sに泊まっていたのはたまたまですが、それは別にして例えばHotel Poccolo(www.dominahotels.it/)は4月に泊まった際はシングル1泊160ユーロでプライベートビーチもある静かないいホテルでした。港にあるHotel Nazionale(www.nazionaleportofino.com/)は泊まったことはありませんが、1950年代の古いポルトフィーノの写真にも写っている老舗旅館。古いもの好きの私としては次回はここに泊まろうと考えてます。ポルトフィーノの隣町サンタ・マルゲリータ・リーグレはポルトフィーノの前線基地みたいなところでして、ホテルもレストランもぐっとリーズナブルになります。おすすめできるホテルは存じませんが、この町を足場に動けば食事も充実した旅ができるはずです。駅も街中にあるので、チンクエテッレ方面に出かける際は便利です。MASA
ポルトフィーノ周辺の情報ありがとうございます。1泊400ユーロくらい払わなくても、リーゾナブルなホテルはあるんですね。来年トライしてみます。