飾り窓の女たち@Hamburg
というのはハンブルクの歓楽街レーパーバーンにある特殊な一角で働くご婦人たちのこと。わずか数十メートルの通りの両脇には「女性と18才未満の男性は通行禁止」と書かれたベルリンの壁ならぬハンブルクの壁がそびえ立つ。これは日常と非日常を分つ赤い結界である。
前夜路上にまかれたおびただしい量の酒が、街全体を覆いつくす朝靄となっている11時。赤い扉をくぐって非日常の世界へと足を踏み入れて見ると、前にも後ろにも通行人は私一人。
まだ朝だというのに闇の奥から刺すような数十の視線を全身に浴び、2分で魔界を通過。そこで見たものについては・・・書く勇気が出るまでしばらく胸の中にとどめておくことにします。MASA
アムステルダムの旧教会を探していて飾り窓地区に迷い込んでしまったことがあります。
あまりの大胆、露骨さにびっくりして大慌てで走り去りました。
思えば当時は若かった…。
レーバーバーンには行った事がありませんが、文章だけ読むと何だか吉原チックですね。
ヨシワラってそうなんすか?MASA
いや、なんとな~くです。
赤とか門を通ると異世界ってところがちょっと似てるかなと…。
野暮な突っ込み、失礼しました。MASA