Milanoな日々,Trattoria Garibaldi, Trussardi – Berton, La Brisa, Vecchia Napoli

2008年3月30日(日)
夜 Trattoria Garibaldi@Milano
Polpettine di pane,Cotletta alla milanese

2008年4月1日(月)
Giuseppe Verdiの足跡を訪ねる取材でBussetoへ。Sant’AgataのVilla Verdi訪問後ミラノに戻り、Trussardi-BertonとLa Brisa取材。

夜 La Brisa@Milano
Acciughe pane e pomodoro, Pagello al forno con puntarelle

2008年4月2日(火)
早朝ホテル出発、再びBussetoへ。Tetro Verdi、Casa Natale di Verdi、Salsamenteria Baratta。「イタリアの老舗料理店」でも取材した、ヴェルディの曲が流れる老舗音楽居酒屋だが、先代オーナーのリノ・バラッタは2006年夏に亡くなったとのこと。ご冥福をお祈り申し上げます。

昼 Vecchia Napoli@Milano
Pizza margherita、carzone souffle、melanzane、pesto genoveseの4種ピッツァ・テイスティング。こちらは先代オーナー、リノが1984-1985にピッツァイウオーロ・ヨーロッパ・チャンピオンとなった店。

午後にスカラ座No.2である芸術部門コーディネーター、Dr.G.F.Lインタビュー。ヴェルディ&ワグナー話で盛り上がる。Grand Hotel et de Milan取材後新装開店なったSavini@MilanoにてCesar Saladで早飯。というのも今宵はマクベス観に行くので。Saviniはバール&カフェ・スタイルになって昔の格の高さはなくなったけれどサービスは丁寧、オペラ前に早飯してる人も多く、Biffi休業中、Trussardi Caffeも同様の現在、オペラ前の軽食にはいい。Pizzaとかサンドイッチもあるのは悲しいがこれも時代の流れということで。地下にはショップもある。

さて、マクベス初日。指揮大野和士様。去年の秋ウイーンの国立オペラ劇場で見た「魔笛」に似て、アシンメトリックな舞台中央には巨大なキュービックが。見るものの不安をかきたてる不安定で回転する魔女の世界。血塗られたヴァンクォーの手、ダンカン王の遺影、次々に現れては消える亡霊。1幕後のIntervalloで「マクベス役や2幕から交代します」というアナウンス。歌手の不都合で、といってたがそんなことってあるんですね。1865年の改訂版「パリ版」で追加された3幕の踊る魔女の場面は圧倒的な迫力。凛々しき大野様、終了は0時10分。MASA