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キャッチコピー

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Parmigianoreggianoこの一週間ほど、エミリア地方の食巡りに出ていました。生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノ、バルサミコ、手打ちパスタと、お馴染みのアイテムてんこもりの地方ですが、気をつけていないと野菜不足に陥ります。エミリアは農業が盛んで、野菜も豊富に栽培されており、特に加工用トマトの生産量では抜きん出ています。しかし、メニューで目立っているパスタやサルーミや肉料理につい気をとられてしまうのです。エミリア旅での要注意点です。

パルミジャーノ・レッジャーノの取材では、同生産者組合に先導をお願いしました。この組合はプロシュート・ディ・パルマの組合同様、イメージコントロールに莫大な費用を投じています。世界的に知られる商品だけにプロモーションとプロテクトには気をつかっているのです。我々は個人的に、ワインのキャンティ・クラシコと併せて、イタリア三大先進的組合と呼んでいます。

組合ではさまざまなパンフレットやガイドブックを作成していますが、そのなかでひとつだけ日本語でまとめられたものがありました。随分昔に作られたものらしく、写真もフォントも時代が感じられるものですが、簡潔でなかなかよくできています。ところが、一カ所だけ、気になるところがありました。

パルミジャーノ・レッジャーノ組合が掲げるスローガンというか、キャッチコピーは”Non si fabbrica, si fa”というものです。彼らによればそれは、「工場で画一的に大量生産されるものではなく、人の手で作られたひとつひとつ異なるもの」という意味らしいのですが、日本語での表現は「製造するのではなく、自ら出来るもの」となっています。

ちょっと違う気がするわねーと言うと、「じゃ、どうすればいい?考えてくれる?」と言われました。キャッチというだけあって、ながながと言葉をつないで説明するのではなく、ぱっと目を引く簡潔さが求められます。これは難しい。どなたか良いキャッチを思いついたらご一報ください。報酬は...広報担当者に聞いておきます。

About Manami Ikeda (325 Articles)
大学卒業後、出版社に就職。女性誌編集に携わった後、98年に渡伊。以来ずっとフィレンツェ在住。取材とあらばどこにでも行きますが、できれば食と職人仕事に絞りたいというのが本音。趣味は猫と工場見学。

6 Comments on キャッチコピー

  1. 「大きな工場ではなく、大きな工房である」
    報酬はノウハウ一式でお願いします。

  2. 早速のキャッチコピー、ありがとうございます。でも、「大きな」がちょっとひっかかるかなぁ...という気もいたします。が、ともかく、ありがとうございます。
    ノウハウ一式。それは現場研修ってことですね。聞いておきますね。
    で、ご希望の季節は真冬のドカ雪の頃でしょうか。
    でも、ウコッケイの親代わりも務めなきゃでしょうから、まとまった日にち、とれないのでは?

  3. 「大量生産品より勝るものは職人による手作りのみ」
    「職人の手による作品は工場生産品を凌ぐ」
    「標準生産品にはない、個性を持った品々」
    コピーって難しいですね。。。
    報酬は、Myパルミ1個ということでボトルキープよろしく熟成棚にネームつけておいておいてください。食べたくなったら組合に伺います。

  4. えみ様
    いつもありがとうございます。
    そうなんです、コピーって難しいんです。
    Intel Insideの日本語版のように、簡潔でリズムも同じもの、となると...
    Myパルミ、いいですね。
    かつて銀行の担保になったというのは本当ですか?と組合の広報担当者に尋ねたら、本当だし、いまだに二つの銀行がパルミ専用保存庫を持っているとのことでした。
    報酬は一応、採用されたら、とのことですので、悪しからずご了承ください。

  5. いつも楽しく拝見しています。
    「工場では、作らない。この上質は、作れない。」
    難しいものですねぇ、、
    報酬はパルミジャーノひと塊で嬉しいです。

  6. k様
    コメントありがとうございます。
    キャッチーなリズムが素敵ですね。
    パルミジャーノひと塊というのは、この丸、ですよね?40キロくらいありますが...もし、もらったらどうしよう?保管はどこに?と私など思わず皮算用してしまいます。

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