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Madonnina del Pescatore@Senigallia

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イタリア料理のストックフォト10,000点超

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行こうと思ってもなかなか行けないのが、マルケ。美味しいものはいっぱいあるのに、フィレンツェからではアペニン越えてぐるりと大回りしなければそれにありつけない。大回りするだけの価値があることもわかっているけれど、それ以前に機会がない。でも今回はその機会がようやく訪れ、久しぶりのMadonnina del Pescatoreランチが実現しました。

Buca dell’Orafoで2年余り、その後マルケに移り住んだR太が現在修業するのが同店。Bucaは今、料理人不足に陥っており、オーナーシェフであるジョルダーノはR太に「帰ってこい」コール連発中。そこまで見込まれるのは嬉しいことに違いないけれど、情に流されては便利屋になってしまう。ここは男R太、踏ん張りどころ。今の大将モレーノに倣って手ぬぐい鉢巻きをきっちり締めて、契約満了まで勤め上げる所存とのこと。頑張ってください。

本日はメニューから前菜5皿を店のセレクトに委ね、その後、パスタ、あるいはセコンドを各自注文、そしてドルチェへ、という流れ。どの皿も軽く繊細で、しかし味のピントはボケずブレず、前回は夜だった故皿上のものが暗くて見えない...ということもなく、その美しい配色、造形をも堪能。印象的だったのは、イカスミの黒とグリンピースの緑のコントラスト鮮やかなイカとダイコンの前菜、Biancoと題しバッカラとココナッツとダイコン全て白で統一したセコンド。自家製のバッカラは身がぷりっと弾みがあり、口中でじわりと旨味が広がって、食べるほどになくなっていくのが惜しいと心底思ったのでした。

サービスはソツなく、しかもイタリア人にしては声が小さく、早口なので料理の説明ヒアリングには集中力が必要ですが、皿を掲げて大声で注文者を問うミラノの二つ星Cよりは百倍良い。女性カメリエーレの白一色の衣装も柔らかいニット素材なのか、どことなくエレガント。男性陣は白い揃いの長袖ポロでしたが、アンダーに半袖ありランニングあり、なにも無しの人もいて、揃えるならアンダーも一緒に、は鉄則であると認識した次第です。

ランチの後は、R太先導でセニガッリアの街を散歩。オリーブオイルやサラミを買い、モレーノのBar Anikoにてオリジナルのエナジードリンク、ライム&ジンジャーを一杯。これが思いのほか美味しくて、今年一番の暑さとなったその日の疲れをかなり軽減してくれました。ショップで1瓶1.50ユーロです。mnm
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匡克 池田
About 匡克 池田 (1167 Articles)
1967年東京生まれ。イタリア国立ジャーナリスト協会会員、フォトジャーナリスト。日本で出版社勤務後独立、1998年よりフィレンツェ在住。「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「フィレンツェ美食散歩」「伝説のトラットリア、ガルガのクチーナ・エスプレッサ」など著書多数。2011年に池田愛美と株式会社オフィス・ロトンダ設立。国際料理コンテスト「Girotonno2014」「Cous Cous Fest2014」で日本人初の審査員となる。 http://www.office-rotonda.jp https://www.facebook.com/ikedamasa

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