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ルチニャーノ昼食会

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イタリア料理のストックフォト10,000点超

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かんかん照りの某日、撮影を兼ねた昼食に出かけたのはアレッツォ県の小村ルチニャーノ。見事な楕円形が残るこのボルゴのとある家ではそれはそれは見事な午餐の準備の真っ最中だったのである。鴨をまるごと一匹使ったスーゴはピーチを使ったパスタソース&セコンド代わりの強烈アレッツォ風ピアット・ウニコ。いままでどちらかといえば軽視しがちだったアレッツォ名物、鴨のラグーがこんなに美味しかったとは。こんなにうまい鴨料理は志満平@市ヶ谷の鴨の陶板焼き&大根おろしポン酢以来鴨?

さらに新鮮な鶏のレバーを使ったアレッツォ風のクロスティーニ。生食で食べるサルシッチャ・クルーダ!!!!、サラミ、プロシュート・カサリンゴ、フィノッキオーナ、ピンツィモーニオといったシンプルな前菜。ではそろそろ肉にいく。まずは豚の背ロース&ローズマリー、フィノッキオ・セルヴァティコで調味したアリスタ・アル・フォルノで、つけあわせは豚の背脂を吸わせたジャガイモ。

さらにさらに、この家庭の叔母さまが育てる鳩のロースト。みずみずしくて旨味がほとばしる。次いで夏にも関わらず、暖炉に火をおこして焼いた地元キアーナ渓谷特産のビステッカ・ディ・キアニーナ。この時点ですでに脱落者若干名、しかし午餐はまだまだ続く。田舎風トルタ・デッラ・ノンナ、ジェラート、グラッパ、ヴィンサント・デッル・ノンノ、などなど。皆無言で指をねぶり、ため息ついては赤ワインに手を伸ばす。外は灼熱35度超の真夏日。トスカーナの田舎風食卓。MASA

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匡克 池田
About 匡克 池田 (1161 Articles)
1967年東京生まれ。イタリア国立ジャーナリスト協会会員、フォトジャーナリスト。日本で出版社勤務後独立、1998年よりフィレンツェ在住。「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「フィレンツェ美食散歩」「伝説のトラットリア、ガルガのクチーナ・エスプレッサ」など著書多数。2011年に池田愛美と株式会社オフィス・ロトンダ設立。国際料理コンテスト「Girotonno2014」「Cous Cous Fest2014」で日本人初の審査員となる。 http://www.office-rotonda.jp https://www.facebook.com/ikedamasa

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