ドロミテからの生還

インスブルックから国境を越えて再びイタリアへ。雨の中峠を越えてメラーノに出ると、そこは避暑のイタリア人で清里もかくや、と思わせるようなすごい人出。その昔、夏に訪れたメラーノもこんな人出だったなぁ、と昼飯難民になりつつも遠い目。再び降り出した雨の中、ドロミテの麓にある某ホテルに向かい、天候の回復を伺うも結局丸三日間雨、雨、雨。わずかにのぞいた晴れ間の間隙を縫って出かけたドロミテはやっぱりまだどっぷりチロル文化圏。願わくばもう少し晴れていればシリアル山まで上れたのに、とフィレンツェへ戻る帰り道、380kmをぶっ飛ばしながら再び遠い目。MASA