SAPORITA NEWS

2010年末のスプマンテ消費量

有料コンテンツのお申し込みはこちらから
イタリア料理のストックフォト10,000点超

Procacci96
20年間に渡りイタリアでのボッリチーネ、つまりスプマンテ、フランチャコルタ、アスティ・スプマンテ、プロセッコなどを含む国産スパークリング・ワインの消費統計を続けるGianpietro Comolli氏(OVSE)によれば、2010年末にイタリアで開けられたボッリチーネは合計9700万本だったそうです。その他外国産はといいますと400万本ですから全体の割合からするとわずか4%。シャンパーニュで年越し、という感覚はイタリア人には希薄なのですな。ここ10年平均では12月のボッリチーネ消費量は例月に比べ+100%。ちなみに大晦日1日で空いた国産ボッリチーネは1500万本(前年比+10%)で国民の4人で1本で飲んでいる計算になります。今現在世界では年間26億本のスパークリングが消費されており、イタリア産ボッリチーネは2億2600万本で国別ランキング首位だそう。以前はクリスマス時期になるとチェスティ、つまりスプマンテやお菓子、缶詰などを盛り合わせた籠盛りクリスマス・プレゼントを持って歩くイタリア人の姿が目についたものですが最近では不景気のせいかそうしたゴージャスなお歳暮はめっきり減って対前年比-10%。代わりに増えたのがボッリチーネ1本をギフトラッピングしてのプレゼントでこちらは+5%。まだまだイタリア人の財布のひもは固いようです。

ちなみに大晦日の我が家では6人で4本のボッリチーネを開けた、いや空けたのでイタリア人平均を2.5倍ほど上回った計算になります。写真はフィレンツェの老舗ワインバー「プロカッチ」のアンティノーリ・スプマンテ・クラッシコ。狭い店でストロボが立てられないので手すりにクランプで取り付けたストロボを右奥からワイヤレス発光、手製のミニミニ・レフ・システムで一度づつバウンス&ディフューズさせ撮影してます。MASA

匡克 池田
About 匡克 池田 (1161 Articles)
1967年東京生まれ。イタリア国立ジャーナリスト協会会員、フォトジャーナリスト。日本で出版社勤務後独立、1998年よりフィレンツェ在住。「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「フィレンツェ美食散歩」「伝説のトラットリア、ガルガのクチーナ・エスプレッサ」など著書多数。2011年に池田愛美と株式会社オフィス・ロトンダ設立。国際料理コンテスト「Girotonno2014」「Cous Cous Fest2014」で日本人初の審査員となる。 http://www.office-rotonda.jp https://www.facebook.com/ikedamasa

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA


error: