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Coromandel@roma

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イタリア料理のストックフォト10,000点超

DSC02089a 白いシャツのカメリエーレに黒いベストのバーリストなんていう マスキーレなお店が多いここローマでもフェミニーレなお店で、お腹も心も満足させたいなんていうお題も女性シェフの飛躍にともなってクリアできるようになってきた。

ナボーナ広場からテベレ川方向へ歩いて5分。わさわさとしたローマの喧騒に囲まれたところかと思いきや、外からはボッテーガ(工房)のひとつかと思わせるような静かなたたずまいをしている。店内に入ると大きな本棚があったり、出窓から優しい光が差し込んだりしていて、誰かの家に来たような錯覚をうける。

我が家のような空間にしたいというコンセプトから、朝8時半の朝食からディナー2までのメニューが用意されている。コルネットにカップチーノだけではない、パンケーキにフレンチトースト、クロックマダムやオムレツという多様な品揃え。そしてランチ、それからローマでは珍しいほどのお茶の種類と手作りの焼き菓子をそろえたティータイム、夕方からはアペリティフ、そしてディナーは24時まで続く。

行ったのはランチ時なのだが、何というカテゴリーとして紹介すべきだろうか。ローマ名物カルボナーラも、最近流行りの自家製ハンバーガーも、Wok (中華鍋)で炒めたオリエンタル風もあった。決してイタリアンの枠には収まらない。ワインリストを開いてみると、珍しくフランスものが豊富だったので、フランスのネオビストロ風かと想像してみたのだが、いざ出された料理には、そんな素材と味の複雑な関係は見当たらなかった。素材と味のストレートな関係性はまさしくイタリアン。TroianiやGlassで経験を積んだ女性シェフのGaia Giordano氏が、旬の野菜やビオの材料を選んで、そこから作られる独創的だが先鋭ではない味が我々のお腹を安心させてくれる。そして、共同経営者のひとりで、女性スタイリストKatiaMinniti氏が選んだアンティーク食器の数々が視覚を通して我々の心を満たしてくれる。ちなみにサーブするのも女性ということも充分加味されてくる。

ごつごつとしたローマの喧騒に疲れた時にはここへ寄って、癒されたい。

そうそうCoromandelというオリジナルな名前にはローマが隠れている。 まさに名前のように静かに潜んでいるお店なのだ。

Coromandel

Via di Monte Giordano 60/61
tel. 06 6880 2461
Roma
http://coromandel.it/
月曜定休

About Megumi Kiriyama (2 Articles)
ローマ南東ワインの産地に96年より在。イタリアの魅力に惚れたり裏切られたりしながらコーディネーターとして活動しています。
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