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ミラノ美食散歩05「チェレシオ・セッテ」(無料公開)

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イタリア料理のストックフォト10,000点超

エリオ・シローニ、とその名を聞けばピンと来る方も多いのではないか?ミラノの「ホテル・ブルガリ」オープン時にはエグゼクティブ・シェフをつとめ、それ以前にはホテル学校で教えていたことから彼の元で学んだ日本人料理人も多い。90年代以降のイタリア料理史をひもとくならば必ず名前が挙がるのがサルデーニャ出身のシェフ、エリオ・シローニだ。

ホテル・ブルガリを離れたエリオ・シローニが挑んだのがイタリアの大手電力会社ENELの本社跡地に誕生した4階建てビルの屋上にある眺めの良いレストラン。大都会ミラノの摩天楼を見下ろすなんともラグジュアリーな空間だ。プールがあり、バースペースとダイニングスペースに分かれた空間は専用エレベーターでのみアクセスが可能。ミラノでとっておきの時間をすごすには最適なロケーションだ。若い頃から多くの国で伝統料理を学んだエリオ・シローニは、素材の持ち味を引き出すためにもあえて伝統的な調理法を用いる。エスプーマや真空調理、ガストロバックという最先端の方向に走るのではなく、薪を使った窯や炭火焼など、クラシックな料理法をあえてファインダイニングの世界に持ち込んでいる。それは人々が長年慣れ親しんだ味の記憶に直結してるからだという。

「おいしさというものは記憶に結びついています。わたしの仕事は人々の”美味しい記憶”を呼び覚ますことなのです」
と語るエリオ・シローニの今の世界を味わうならこのモード空間で。

ごく軽く火を通した柔らかな子牛のカルパッチョに、季節の果物であるいちじくをあしらった軽やかな前菜。

レモンのソルベとレモン・クリーム、レモンのジュレ、そこにクッキーをあわせたレモンタルトの新しいスタイル。

Via Ceresio,7 MILANO
Tel02-31039221
12:30〜15:00、19:30〜23:00
無休
www.ceresio7.com

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匡克 池田
About 匡克 池田 (1161 Articles)
1967年東京生まれ。イタリア国立ジャーナリスト協会会員、フォトジャーナリスト。日本で出版社勤務後独立、1998年よりフィレンツェ在住。「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「フィレンツェ美食散歩」「伝説のトラットリア、ガルガのクチーナ・エスプレッサ」など著書多数。2011年に池田愛美と株式会社オフィス・ロトンダ設立。国際料理コンテスト「Girotonno2014」「Cous Cous Fest2014」で日本人初の審査員となる。 http://www.office-rotonda.jp https://www.facebook.com/ikedamasa
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