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Articles by Manami Ikeda

About Manami Ikeda (313 Articles)
大学卒業後、出版社に就職。女性誌編集に携わった後、98年に渡伊。以来ずっとフィレンツェ在住。取材とあらばどこにでも行きますが、できれば食と職人仕事に絞りたいというのが本音。趣味は猫と工場見学。

本当に美味しいジェラートを知る、作る

2016年8月3日

世界的に知名度の高いイタリアの食といえば、パスタ、ピッツァの次に来るのがジェラート。気軽に、手頃な値段で楽しめるジェラートだが、本当に美味しいジェラートとはいったいどんなものなのか。それを知るにはジェラートがどのように作られ、どのように売られているかを知る必要がある。フィレンツェでジェラテリア「カラ... [続きを読む]

和牛ウィークin Italia Sadler@Milano

2016年6月29日

伊国交樹立150周年記念レストランウィークは、ローマ5軒、フィレンツェ5軒、ミラノ5軒プラス1軒(「焼肉矢澤」。イタリア料理ではないが、和牛を常時提供していることから特別枠)が参加したが、以前から和牛を扱っていたという店と今回初めてという店が混在している。ミラノのBerton、そしてSadlerは“... [続きを読む]

和牛ウィークin Italia Ora d’Aria@Firenze

2016年6月27日

日伊国交樹立150周年記念レストランウィーク参加店レポート第四弾。フィレンツェのレストランOra d’Ariaのシェフ、マルコ・スタービレはヨーロッパの若手レストランオーナーシェフの協会Jeunes Restaurateurs d’Europeのイタリア支部で会長を務めたこともある、現代... [続きを読む]

和牛ウィークin Italia Essenza@Milano

2016年6月25日

日伊国交樹立150周年記念のレストランウィーク参加店レポート第三弾は、ミラノのレストランEssenza。オランダ人父とイタリア人母を持つシェフ、エウジェニオ・ボエルは大の親日家。メニューのそこかしこに日本へのオマージュがちりばめられている。が、まだ日本には行ったことがないという。そのエウジェニオが考... [続きを読む]

和牛ウィークin Italia Il Palagio, Four Seasons Firenze

2016年6月23日

日伊国交樹立150周年記念のレストランウィークに、フィレンツェのフォーシーズンズ・ホテルのレストランIl Palagioも参加。シェフであるヴィート・モッリーカが提案するのは、Ribey e fesa di Wagyu Giapponese con funghi porcini estivi(和牛リ... [続きを読む]

和牛ウィークin Italia Konnubio@Firenze

2016年6月22日

日伊国交樹立150周年を記念したイベント、ジャパンレストランウィークが6月17日よりスタート。一週間の期限で、参加レストラン(ローマ5軒、フィレンツェ5軒、ミラノ6軒)が和牛料理1〜2品をメニューオンしている。その中の1軒、フィレンツェのレストランKonnubioは、シェフであるベアトリーチェ・セゴ... [続きを読む]

地理的表示(GI)は農水産物の救世主となるか

2016年1月13日

ある特定の土地特産の農林水産物食品に、その土地名を冠し、さらに、よその土地で産した同類の食品にはその特定の土地名付きの名称を使用することを禁じる法律が、昨年末にようやく、日本でも本格的に始動した。地理的表示保護制度(GI)と呼ばれるこの法律は、EUではすでに1992年に原産地名称保護制度として機能し... [続きを読む]

2016年も続く、ストリートフードブーム

2016年1月12日

イタリアで“流行”と呼べるものなんて少し前まではほとんど存在しなかったと思う。しかし、ここ数年、明らかにブームと言える現象が続いている。パニーノやフリットに代表されるストリートフードの店やイベントが増殖しているのだ。 かつてはトラットリアやリストランテなど、テーブルについて食事をするほかはバールでブ... [続きを読む]

ミシュラン・イタリア2016年版速報

2015年12月13日

年末恒例の新版レストランガイドが出揃った。さまざまあるが、一番影響力があるのは(特にレストラン界に)、やはりミシュラン。そして、ガンベロ・ロッソ、毛色が異なるがオステリエ・ディタリアも、スローフード協会らしいセレクトなので目を通しておきたいレストランガイドだろう。 さて、ミシュラン・イタリア2016... [続きを読む]

年末に贈るパネットーネの“本来の意味”とは。

2015年12月7日

今年もパネットーネの季節がやってきた。ジャーナリストのダヴィデ・パオリーニが先導する“一年中パネットーネ”(Panettone tutto l’anno)なるプロモーションのおかげで、この季節以外にもパネットーネを拝む機会は少しずつ増えてはいるが、それでもやはり、パネットーネは年末の風物詩である。ス... [続きを読む]

最新ピッツァ事情:トップガストロノミー界がピッツァに参入?!

2015年11月18日

パスタと並ぶ“国民食”ピッツァ。しかし、その存在は長いこと軽んじられてきた。美味しいピッツェリアといえば、“本場ナポリ式”かどうかが判断基準の一つであり、ピッツァはどちらかというと味よりも値段、安くてなんぼな代物であることが多く、なんとなくナポリ式なら良し、程度の時代が続いてきたのである。しかし、1... [続きを読む]

麦と粉とパンについて、今イタリア人が考えること

2015年9月27日

麦とパン。イタリア人にとっては根源的であり、キリスト教においてパンはキリストの肉体であり、つまり肉体的にそして精神的に生きていく上で必要欠くべからざるものである。ところが、パンそして麦は今、イタリア人に重大な問題をつきつけている。若い世代を中心に広がっているceliachia、グルテンアレルギーだ。... [続きを読む]

ローマ下町料理を紐解く その8 Puttanesca

2015年7月7日

スパゲッティ・アッラ・プッタネスカ、訳して娼婦風スパゲッティの発祥は、ラツィオ州とする説とカンパーニア州だとする説がある。ラツィオ説の謂れははっきりしないが、カンパーニア説には幾つかもっともらしいストーリーがついている。 パスタ・メーカーのバリラ社が運営する食のラボラトリーAcademia Bari... [続きを読む]

ローマ下町料理を紐解く その7 Pasta alla checca

2015年6月29日

アッラ・ケッカといえば、生のトマトを加熱せずに使うことを指す。パスタはもちろん、仔牛のコトレッタの上に刻んだトマトを載せたものもアッラ・ケッカと呼ぶことがある。パスタの場合、トマトとほかの材料をインサラティエラ(サラダボウル)のなかで混ぜるだけなのだが、トマト以外に何を使うかは割と自由である。ただし... [続きを読む]

ローマ下町料理を紐解く その6 Cacio e pepe

2015年6月28日

20世紀前半のローマのパスタ料理について、Livio Jannattoniは『La Cucina Romana e del Lazio』のなかで次のように描写している。 「パスタは、人々の暮らしのなかになくてはならない存在だった。まだガスが普及する以前、炭で湯をわかし、その温度をいかに安定させてパス... [続きを読む]
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