SAPORITA NEWS

Food

シラクーサで出会ったパニーノ・キング Borderi@Siracusa

2015年6月8日

シラクーサ旧市街、オルティージャ島のアポロ神殿から北側には市場が広がっている。カターニアやパレルモに比べると規模は小さいけれども内容ははというとさすがシチリア。例によってカジキやマグロが並んだ魚屋から、様々な保存食を扱う乾物屋、色とりどりの野菜が並ぶ八百屋と、シチリアの市場を眺めて回るのはとても楽し... [続きを読む]

Expo Milano 日本館 イベント 山口県 編

2015年6月5日

食の王国イタリアにて開催中の国際食博覧会 EXPO MILANO 2015! 5月6月と幾度か訪問しているが、未だレストランが機能していない国もあるなど完璧とはいかないまでも懸念されたほどの遅れは目に留まることなく、始まってしまえば連日連夜大勢の人で賑わっている。各国の館の規模は大差があり人気のある... [続きを読む]

Barbera National Day

2015年5月10日

ピエモンテ州 アスティにあるコスティリオーレ ダスティのお城にてEXPO MILANO 関連イベントのプレス向け記者会見が行われた。 同 コスティリオーレ ダスティ城内 にあるピエモンテ州政府認定イタリア料理学校 ICIF ITALIA (Italian Culinary Instituto For... [続きを読む]

MILANO EXPO2015、EATALYの躍進

2015年5月2日

5月1日に開幕したミラノ万博2015だが、そのテーマはご存知のように「Nutrire il Pianeta, Energia per la Vita=地球に食料を、生命にエネルギーを」である。イタリアらしく食をテーマにした万博の全貌はこれから徐々に明らかになるはずだが、注目の一つがEATALYのパビ... [続きを読む]

EVオリーブオイルの継ぎ足し禁止条例のその後

2015年4月23日

昨年11月25日に「レストランでは継ぎ足し不能の中蓋を装着したEVオリーブオイルを提供すべし」条例、いわゆる“イタリアのオリーブオイルを守る法”が施行されて4ヶ月が過ぎた。未だに継ぎ足し可能なボトルをテーブルに乗せている店もあるなか、ルールに真面目に従っている関係者から疑問の声が上がっている。曰く、... [続きを読む]

イタリアのパン現代事情 ダヴィデ・ロンゴーニの場合

2015年4月20日

イタリアで美味しいパンに出会うことはあまりない。スーパーで売っているものはもとより、自家製を謳うパン屋のものでも、さして美味しいと思えないことが多い。その理由を解き明かし、そしてほんとうに美味しい本来のイタリアのパンを作っているのが、ミラノ郊外モンツァに工房を構えるダヴィデ・ロンゴーニだ。 大学を卒... [続きを読む]

郷土料理巡礼の旅 アルトゥージ・ブーム再来

2015年4月2日

イタリア料理好きならば「アルトゥージの料理本」という書名を聞いたことがある方も多いのではないだろうか。イタリア料理の父とも呼ばれるアル トゥージとは後半生を美食家、作家として過ごしたペッレグリーノ・アルトゥージのことで1820年にエミリア・ロマーニャ州のフォルリンポポリに生まれ 1911年にフィレン... [続きを読む]

希少食材王国イタリア DOP食品

2015年4月1日

以前イタリアが誇る食文化の特殊性に小国分裂の歴史が織りなすカンパニリズモ、つまりは文化多様性「クルトゥーラ・ディヴェルシタ」があると書いたが、それはパスタのみならず料理を構成する最小単位、つまり食材レベルにおいても存在している。 EU発足以後、食の分野においても中央集権的な食材のコントロールはますま... [続きを読む]

『クイント・クアルト』肉料理礼賛

2015年3月31日

本来一皿で完結するべきパスタが第一の皿、第二の皿、とコース料理に取り入れられるようになってからイタリアのパスタはアイデンティティを失ってしまった、といったのは19世紀から20世紀にかけて活躍した作家であり美食家であるペッレグリーノ・アルトゥージだった。時は流れて21世紀の現在、それよりもよく耳にする... [続きを読む]

トラットリア、オステリア、リストランテ概論

2015年3月29日

イタリアのレストランは幾つかの形態に分かれているが、イタリア料理がその歴史的背景から非常に複雑なのと同じく、時としてそのカテゴライズの複 雑さにとまどう旅人も多い。一般的な分類としてトラットリア、オステリア、リストランテ、ピッツェリア、バール、エノテカ、ワイン・バー、ターヴォラ・カ ルダなどがあり、... [続きを読む]

イタリア料理の現在過去未来 パスタ論

2015年3月29日

イタリアの豊かな地方性を表す際、よくカンパニリズモという言葉が使われる。これは教会の鐘の音に語源を発し、教会の鐘の音が聞こえる範囲が世界の全て、とするイタリア人独自の思考体系のことである。そもそもローマ帝国崩壊以降、イタリア統一が行われた1861年までイタリア半島は中小都市国家や列 強支配によってモ... [続きを読む]

現代イタリア料理の巨人マルケージ85才を迎える

2015年3月29日

イタリア料理を語る上で欠かせない巨人は歴史上3人いる。ひとりは古代ローマでレシピ集を記したアピシウス。フェリーニの映画「サテリコン」にあるようなローマの響宴を書き記した歴史上もっとも重要なレシピ集は「古代ローマ料理 アピキウスの料理帖」など日本語にも訳されているので目にしたことがある人も多いのではな... [続きを読む]

タイムリミット8時間!!SALONE DEL GUSTOを片っ端から巡る。<後編>

2015年3月21日

つかの間の休憩をした後、再び喧噪の中へと戻って行くと次の列で真っ先に目に飛び込んで来たのは鮮やかなオーガニックのハーブたち。 どれも生き生きとして、通るだけで様々な香りが届いてきます。 心までスッキリw 目をさらに先にやると人だかりが出来ていたので入ってみました。 そこには糸を使ってトマトを纏めるお... [続きを読む]

ローマ伝統料理、14年ぶりの復活

2015年3月20日

狂牛病(BSE)の発生によって、イタリアの食生活は少なからぬ影響を受けてきた。2001年にEUの食品衛生委員会による狂牛病対策条例が施行されて以来、数々の伝統料理が“追放”の状態にあった。牛肉はその産地、生育地、精肉処理地を明記した個体別のエチケットがないもの、及び非可食の部位(おもに内臓)は流通を... [続きを読む]

第9回Olio Capitaleに行ってみた

2015年3月15日

去る3月7日から10日までの四日間(最終日は半日だったので、正しくは三日半)、トリエステで第9回Olio Capitaleが開催された。トリエステ商工会議所が主催するエクストラ・ヴァージン・オリーブオイル見本市である。通常、見本市というものは業界内のバイヤーを対象としていることが多いが、このオリオ・... [続きを読む]

スシ型ドルチェ登場、イタリア最新菓子事情

2015年3月4日

過日ミラノ・コレクションの最中、ミラノに一週間ほど滞在していた時のことである。チャーターしたロケバスのドライバーがやけに食通で「カルロ・クラッコ」「D.O.」「サドレル」といった高級レストランから「ガッリ」「マルケージ」といった老舗パスティッチェリア、「IYO」「FUKURO」「OSAKA」「MUS... [続きを読む]

Bistrot Milano Centrale@Milano:駅食堂の最新形

2015年3月1日

旅行客の絶えず行き交う空港や駅は、いつの時代も旅情をかき立て、どことなくロマン漂う場所である。ミラノ中央駅のホームに降り立ち、まっすぐに進むと、エスカレーターの向こうにバールや売店が並んでいる。その中で一際目を引くのがBistrot Milano Centraleである。ここはAutogrillが、... [続きを読む]

アマトリチャーナににんにくは是か非か

2015年2月19日

カルボナーラに生クリーム、アマトリチャーナににんにく、ペスト・ジェノヴェーゼにバター。このなかで間違いはどれでしょう。 レシピにおける厳格な伝統主義者であれば、これは全て間違いだと断言するだろう。ところが、有名なシェフが「こうすればもっと美味しくなる」と推奨したら? そうかもしれないと試す人、あのシ... [続きを読む]

PROGETTO EHIMEの現状と問題

2014年12月29日

ここ2年ほどいろいろなつながりがあって足を運ぶ機会がある愛媛県で「イタリア料理で愛媛を変えよう」というスローガンのもと愛媛イタリア化計画〜PROGETTO EHIME プロジェット・エヒメが動きだし、これまでのところSAPORITAとしてもさまざまな形でサポートを試みてきた。しかしながら、スローフー... [続きを読む]

ローマの極上ドルチェ、De Bellis@ROMA

2014年12月22日

イタリアのドルチェ、というと伝統菓子一辺倒の感が強く、特にローマでは焼き菓子中心の老舗が多いこともありちょっと奇麗ないわゆるスイーツに出会うのはなかなか難しい。しかしカンポ・ディ・フィオーリ近くに2013年3月にオープンした「デ・ベッリス De Bellis」は一見の価値有り。アンドレア・デ・ベッリ... [続きを読む]

「アレルゲンはすべてメニューに記載すべし」発令

2014年12月13日

明日12月13日より、EU内の飲食店では料理に含まれているアレルゲンをメニューに明記しなければならないという法律が施行される。飲食店だけでなく、原材料メーカーもラベルに記載しなければならないのだが、この法律に抗議活動を繰り広げているのは主に飲食店業界だ。 メニューを毎日手直しする店、不定期にメニュー... [続きを読む]

「Vieni in Italia con me」&「XXL」W発表会

2014年12月9日

去る2014年11月30日、ローマ・オスティエンセ駅にあるEATALY ROMAで行われたFOOD&WINE FESTIVALはIdentita GoloseとMerano Wine Festivalのコラボ・イベント。EATALY  ROMA3階に新しくできた3つ星シェフ、ニコ・ロミートN... [続きを読む]

オリーブオイルガイドFlos Olei 2015発表会@Roma

2014年12月9日

イタリアでオリーブオイルのガイドブックは幾つかあるが、世界各地のオリーブオイルを取り上げ、オイルはもとより生産者の栽培製造方法により重点を置いて評価しているのは、Marco OreggiaとLaura Marinelli責任編集による「Flos Olei」(伊語・英語併記)だけである。去る11月29... [続きを読む]

タイムリミット8時間!!SALONE DEL GUSTOを片っ端から巡る。<前編>

2014年12月5日

大変遅くなってしまったのですが去る10月の25日、トリノで2年に1度開催されるとても大きな食の祭典があるという話を聞いて、学校で親しくなったロシア人の友(写真拒否されてしまったので彼の写真はありません。悪しからず・・・)と二人でこの祭典「SALONE DEL GUSTO」に行ってきました!! 今回初... [続きを読む]

Gianduiotto Day

2014年12月5日

2012年まで3月に行われていたトリノ チョコレートの祭典  cioccolato` !今年はEXPOの絡みもあり期間延長の10日間。様々な催しが行われた。伝統的なピエモンテの象徴であるジャンドゥイオットの日と題したそのイベントは、小雨模様の為、今年はサンカルロ広場の美しいポルティコ(柱廊)のもと細... [続きを読む]

Food & Wine Festival a ROMA 2014.11.29〜2014.12.01

2014年11月27日

今週末、2014.11.29〜2014.12.1、ローマのEATALYで料理とワインのイベント「Food & Wine Festival」が開催されます。これはパオロ・マルキ率いるミラノの食のイベント「イデンティタ・ゴローゼ Identita Golose」と北イタリアのワイン見本市「メラー... [続きを読む]

レストランのEXVオリーブオイルは本日より注ぎ足し禁止

2014年11月26日

今日、11月25日より、イタリア全国のレストランで客席に供すエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルの瓶はすべて、“注ぎ足し不能”でなければならないという条例が施行された。消費者にエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルの質を保証するために、ボトルのエチケットに書かれているもの以外のオイルがレストラン裏... [続きを読む]

Panificio S.Forno@Firenze

2014年11月22日

アルノ川の南側、オルトラルノにこの秋、一軒の新しいパン屋が登場した。名前は「s.forno」。窯から出すsfornareと、経営するエノテカ・リストランテのSanto BevitoreのSをかけたらしい。天然酵母を使った薪焼きのパーネ・トスカーノ、フォカッチャ、バゲット、ビスコッティのほか、マフィン... [続きを読む]

Pizzeria Berberè@Firenze

2014年11月22日

ピッツァ後進国のフィレンツェは、満足のいくナポリ・ピッツァを見つけることすら苦労するのだが、昨今各地で発生しているグルメ・ピッツァの店がとうとう上陸、これで“美味しいピッツァ”を食べたいという欲求を満たすことが叶うようになった。そもそも、フィレンツェでピッツァといえば、少しでも冷めれば堅くなるか、や... [続きを読む]
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