地元レストランを支えるラ・モリサーナのランチ活動
現在イタリアではコロナ第4波が拡大しており、1ケ月半ぶりにほぼ全土が行動制限の第二段階「オレンジ=Zona Arancione」に指定されている。振り返れば世界で最初のロックダウンからすでに1年、いまだコロナからの完全脱却までは先が見えない状況だがモリーゼ州を代表するパスタ・メーカ… 続きを読む
現在イタリアではコロナ第4波が拡大しており、1ケ月半ぶりにほぼ全土が行動制限の第二段階「オレンジ=Zona Arancione」に指定されている。振り返れば世界で最初のロックダウンからすでに1年、いまだコロナからの完全脱却までは先が見えない状況だがモリーゼ州を代表するパスタ・メーカ… 続きを読む
メンフィに本拠地を置くシチリア・ワインの雄プラネタ Planetaが貴重なヴィンテージ・ワインのサブスクリプション販売を始めた。今回のサブスクリプションは「Repertorio 1694 レペルトリオ1694」というシステムで、1694とはプラネタ家が始めてシチリアに土地を購入した16… 続きを読む
昨年10月、フィレンツェにOPENした「フロレアル Floreal」はミクソロジー・カクテルとファイン・バー・フードを前面に押しだした新世代バーだ。昨年秋といえばイタリアには新型コロナ・ウイルス第三波が押し寄せ、レストラン、バーなどは店内飲食禁止のロックダウン真っ最中の時期。でも例… 続きを読む
粉と水を混ぜ合わて仕込む発酵種、リエヴィト・マードレ(リエヴィト・ナトゥラーレ)。さまざまな菌が糖を分解して炭酸ガスやアルコールを発生させながら糖がある限り生き続ける。リエヴィト・マードレについてはまだ不可解なことが多いが、わかっていることも少しある。第一に、リエヴィト・マードレ… 続きを読む
イタリアにおけるピッツァは長らく、ナポリスタイルのピッツァか、それ以外かといった大まかなカテゴライズにとどまっていた。それが、2000年前後から少しずつ変化を見せ始める。北イタリアのヴェローナ郊外で、シモーネ・パドアンの「イ・ティッリ」やレナート・ボスコの「サポレ」といった、ナポ… 続きを読む
標高3326mのエトナ山をぐるりと半周するエトナ山周遊鉄道 Circumetneaを体験したことがある人はいるだろうか?シチリア東海岸に面したエトナ山への玄関口、ジャッレ・リポスト Giarre – Ripostoを出発するとやがてディーゼル車両は黒い煙を吐きながら徐々に標高… 続きを読む
以前紹介したように、ミラノの徳吉洋二シェフは現在本丸である「TOKUYOSHI」を一時休業しデリバリー&テイクアウトに特化した「ベントーテカ BENTOTECA」を運営、精力的に活動している。それは昨春のミラノ・ロックダウン直後から徳吉シェフが口にしていた「しばらくは以前のようなス… 続きを読む
近年イタリアではクラフトジンがブームである。それはここ数年のアペリティーヴォ・ブームが牽引していることもあるが、コロナによってイタリア人の生活形態が変わったということも大いに影響しているのだろう。現在も緊急事態宣言下のイタリアは全州を感染の度合いによって赤、オレンジ、黄の3段階に… 続きを読む
アランチーニ、パーネ・カ・メウサなどに代表されるシチリアのストリートフードは、コロナ禍におけるテイクアウト需要の高まりもあってイタリア全土でますます人気となっている。そんな昨今の需要を反映してか、注目の一冊「パニーニ・ディ・シチリア」が発売された。著者のエリジア・メンドゥーニ El… 続きを読む