SAPORITA NEWS

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新世代ピッツァリアにもミシュランの星を

2016年3月13日

「グルメ・ピッツァ」という言葉を耳にするようになってから数年。イタリアの食の最新トレンドが集まるIdentita Goloseはじめガストロノミー界では新世代ピッツァに注目が集まっている。ピッツァの本場ナポリに対抗するわけではないが、こうしたムーブメントが起きているのは北イタリア、特にヴェネト地方。... [続きを読む]

2つ星シェフ、カルロ・クラッコ、動物愛護団体に訴えられる

2016年2月29日

人気TV番組「Masterchef」で知られるミラノのミシュラン2つ星「Cracco」シェフのカルロ・クラッコは、おそらく現在最もTVでの露出度が高いイタリア人シェフであろう。かのグアルティエロ・マルケージの門下生「マルケジーニ」の中でもキャリア的には筆頭に位置する存在で、その経歴はアンドレア・ベル... [続きを読む]

ニコ・ロミートが訴えるパスタの著作権

2016年2月28日

ここ数日イタリアのWEBメディアをにぎわせているのはミシュラン3つ星Realeのシェフ、Niko Romitoニコ・ロミートが訴えているパスタ盗作問題だ。ニコ・ロミートがいうには同じくミシュラン2つ星、ナポリ近郊にあるTaverna Estiaのシェフ、Francesco Spositoフランチェス... [続きを読む]

ミラノ・ガストロノミー2016の新傾向

2016年2月21日

2015年版のミシュラン・イタリアでは噂されていた「ヴィッラ・クレスピ」シェフ、アントニオ・カンナヴァッチュオーロの3つ星獲得こそならな かったものの「ベルトン」のアンドレア・ベルトン、「IYO」の市川晴夫らミラノ勢の一つ星獲得などさまざまな動きがあり、昨年11月に閉幕したミラノ万 博へ向けミラノ・... [続きを読む]

地理的表示(GI)は農水産物の救世主となるか

2016年1月13日

ある特定の土地特産の農林水産物食品に、その土地名を冠し、さらに、よその土地で産した同類の食品にはその特定の土地名付きの名称を使用することを禁じる法律が、昨年末にようやく、日本でも本格的に始動した。地理的表示保護制度(GI)と呼ばれるこの法律は、EUではすでに1992年に原産地名称保護制度として機能し... [続きを読む]

2015年イタリアの食事情を知る5つのキーワード

2015年12月20日

01百花繚乱ストリートフード ローコストがキーワード いまイタリアで巷を賑わしているのはストリートフード。これはパニーノやフリットなど、従来路上で食べられていた伝統的なスナックや軽食にスポットライトがあたり、脇役から主役へと昇華したムーブメントだ。フィレンツェのランプレドットやパレルモのパネッレ、ス... [続きを読む]

イタリアにおけるイタリア料理人の過去、現在、未来

2015年12月19日

2008年末のリーマンショックがイタリアのレストラン業界に与えた影響は計り知れないものがあった。ユーロ導入後、好調な景気に支えられてイタリアのレストランの価格は気がつくといつの間にか倍近くまで上昇。それでも世界中から観光客が訪れるイタリア・ブームに後押しされてレストラン業界は好調だったのだがリーマン... [続きを読む]

ミシュラン・イタリア2016年版速報

2015年12月13日

年末恒例の新版レストランガイドが出揃った。さまざまあるが、一番影響力があるのは(特にレストラン界に)、やはりミシュラン。そして、ガンベロ・ロッソ、毛色が異なるがオステリエ・ディタリアも、スローフード協会らしいセレクトなので目を通しておきたいレストランガイドだろう。 さて、ミシュラン・イタリア2016... [続きを読む]

最新ピッツァ事情:トップガストロノミー界がピッツァに参入?!

2015年11月18日

パスタと並ぶ“国民食”ピッツァ。しかし、その存在は長いこと軽んじられてきた。美味しいピッツェリアといえば、“本場ナポリ式”かどうかが判断基準の一つであり、ピッツァはどちらかというと味よりも値段、安くてなんぼな代物であることが多く、なんとなくナポリ式なら良し、程度の時代が続いてきたのである。しかし、1... [続きを読む]

マッシモ・ボットゥーラが語るイタリア料理の未来型「料理王国2015年12月号」

2015年11月6日

「料理王国2015年12月号」本日発売。巻頭独占インタビューは、ミシュラン3つ星、World’s 50 Best Restaurants世界第2位など数々のタイトルを持つ「オステリア・フランチェスカーナ」シェフ、マッシモ・ボットゥーラ。現代イタリア料理界で頭一つ抜きんでたカリマスの語る言... [続きを読む]

フィナーレ目前!ミラノEXPOに急いで

2015年10月26日

5月1日から5ヶ月というロングランで開催していたミラの万博も、ついに閉幕まであとわずか。 世界各国から出展されたパビリオンのほか、日によってさまざまなイベントが開催されてきました。そんな万博で過ごす一日の出来事は、まさに一期一会。フィナーレを前にもう一度、万博を振り返ってみませんか?最後までミラノか... [続きを読む]

イタリア・メルカート進化論

2015年9月28日

ここのところイタリアの市場の変容が目覚ましい。スペインでは数年前からバルセロナのサン・ジュゼップ、サンタ・カテリーナ両市場、マドリッドのサン・ミゲル市場に見られるように、それまでの生鮮食品を売る屋内市場が、食べて飲めて買える、フードコートへと変貌を遂げ観光的にも商業的にも大成功をおさめてきた。アルタ... [続きを読む]

麦と粉とパンについて、今イタリア人が考えること

2015年9月27日

麦とパン。イタリア人にとっては根源的であり、キリスト教においてパンはキリストの肉体であり、つまり肉体的にそして精神的に生きていく上で必要欠くべからざるものである。ところが、パンそして麦は今、イタリア人に重大な問題をつきつけている。若い世代を中心に広がっているceliachia、グルテンアレルギーだ。... [続きを読む]

ガルガのクチーナ・エスプレッサ2015年9月17日復刊!!

2015年9月9日

雑誌編集者という立場を捨て、フィレンツェに渡ったのは1998年1月のこと。その直後に知り合ったのが「ガルガ」の料理人エリオ・コッツァであり、以来幾度となくエリオの手料理を食べ、「ガルガ」で貴重な時を過ごして来た。そしていつしか十余年の時が流れ、エリオと作り、撮りだめた料理写真とレシピをまとめたのがト... [続きを読む]

現代イタリアにおけるパスタのアイデンティティ

2015年9月9日

昨年8月にこの世を去ったガンベロ・ロッソ初代編集長ステファノ・ボニッリと会った時、こんな話をしていたことがある。「2008年のリーマン・ショック以降、イタリアのレストラン界は未だに苦しんでいる。星付きレストランでいうなら20%が星を失ったか閉店した。いままでシェフとは料理をすればよかったのだが、これ... [続きを読む]

HIROって誰だ?クルディスタって何だ?

2015年9月8日

今現在イタリアで、最も有名な日本人料理人といえばHIRO。料理専門の有料放送「ガンベロ・ロッソ・チャンネル」はじめTV番組でその姿を見かけることは多い。人懐っこい風貌と独特の料理スタイルは、ここ2年でイタリア中に浸透し、初のレシピ集も出版した。現在HIROが標榜するのはクルディスタという、まだ日本で... [続きを読む]

「シェフを続けるということ」(ミシマ社 1944円)井川直子

2015年8月26日

日本人料理人がイタリアに渡ることがごくごく普通になってきた現代、パイオニアと呼ばれる料理人諸兄姉たちがイタリア各地の名店で修行したのは80年代のことだったか。以来ネットの発達やイタリア料理の普及によって料理修行を目指す若者たちにとってはより身近になったイタリアだが永遠の命題は変わらない。というかむし... [続きを読む]

OPEN BALADIN@ROMA

2015年8月23日

イタリアはこのところやけにクラフトビール流行りである。2008年末のリーマンショックからいまだに立ち直れないイタリアの外食産業では、どこの街でもパニーノ&ピッツァが大流行りなのはTrip Adviseのレビューを見れば明らかだ。しかも+@、トッピングであったり、小麦粉であったり、長時間発酵あるいは天... [続きを読む]

Bistrot64@ROMA、能田耕太郎の挑戦

2015年8月23日

イタリアのガストロノミーの世界において、最先端は今も昔もミラノであった。グアルティエロ・マルケージがイタリア史上初めてミシュランで3つ星を獲得したのもミラノなら、フュージョン和食、アペリティーヴォ、ストリートフード、クチーナ・コンテンポラネアと、それに続く大小さまざまなムーブメントもやはりミラノ発。... [続きを読む]

ローマ最強カルボナーラ伝説 Roscioli@ROMA

2015年8月14日

よく日本の雑誌やガイドブックでイタリアのレストランの記事を読んでいると「現地での評価も高い」とか「地元で愛されている」という表現をよく目にすることがあるが、それは「どの」「誰の」評価なのか明らかにされていないことがあまりに多い。たとえばネットのレビューやブログなどを読むと分かるが、こうした似たような... [続きを読む]

モデナ・バルサミコ美食散歩ツアー

2015年8月5日

「イタリアの老舗料理店」でも紹介しているモデナの老舗アチェ タイア「ペドローニ」の後継者ジュゼッペとパルマのCIBUS会場で話した時のこと。 「エミリア・ロマーニャはアチェート・バルサミコ、プロシュート・ディ・パルマ、パルミジャーノ・レッジャーノなど、ことイタリア食材のキラーコンテンツ は多いが、ツ... [続きを読む]

フィレンツェ・トリッパ観察学会ツアー

2015年8月4日

クイント・クアルト、とは日本でいうホルモン=放るもん、とほ ぼ同じ意味合いを持つイタリア語です。すなわち、牛、豚など上下左右四つに割ったうちの5番目、つまり尻尾、内臓、頭、足、などのマイナー部位のこと。か つてローマのテスタッチョ市場では、市場で働く精肉職人が一日の労働の終わりに日当としてそうしたク... [続きを読む]

フィレンツェ美食散歩ツアー

2015年8月2日

「フィレンツェ美食散歩」(ダイヤモンド社)第四刷発売を記念して「美食散歩ツアー」を行います。リニューアルしたサン・ロレンツォ中央市場、 EATALYなどの最新スポットからトリッパイオ、ジェラテリア、バール、エノテカなどなどフィレンツェの食を著者と一緒にリアルに訪 ね歩き、フィレンツェの食文化について... [続きを読む]

SAPORITA写真教室

2015年8月2日

以前お知らせしましたように「フィレンツェ美食散歩」「極旨パスタ」などイタリアをテーマにした多くの著作物で執筆、撮影を手がけるフィレンツェ在住のフォトジャーナリスト池田匡克が主宰する写真教室のお知らせです。自分のサイトやブログ、旅行記、FacebookなどSNS の写真力をUPしたい方、イタリアについ... [続きを読む]

キャンティ美食散歩ツアー

2015年8月1日

フィレンツェの南にひろがる穏やかな丘陵地帯がキャンティ・クラッシコ地区。イタリアを代表する同名のワインを生み出すエリアであり、美しい風景と 美食の地域としても知られています。特にシエナへと続く国道222号線、通称キャンティ街道はグレーヴェ・イン・キャンティ、パンツァーノ・イン・キャン ティ、カステッ... [続きを読む]

究極のチンタ・セネーゼ美食散歩ツアー

2015年8月1日

フィレンツェ近郊で希少黒豚チンタ・セネーゼを育てるアグリトゥーリズモのオーナー、カルロはいいます。「わたしがなぜチンタ・セネーゼを育て始めたかというと、子供の頃に食べたあの味が忘れられなかったからで す。誰もが子供の頃に好きだった味はいつまでも忘れないものでしょう?わたしにとってそれはチンタ・ セネ... [続きを読む]

イタリア料理最新事情・皿の上のカンパニリズモ

2015年7月27日

イタリア北中部の小都市、モデナにある「オステリア・フランチェスカーナ」は現在名実ともにイタリアのトップ・リストランテである。オステリアを名乗るのにリストランテとはこれいかに?アラン・デュカスの元で学んだマッシモ・ボットゥーラがシェフを勤めるこの店は文字通り元々は気軽な食堂「オステリア」だったが、ボッ... [続きを読む]

ローマ下町料理を紐解く その8 Puttanesca

2015年7月7日

スパゲッティ・アッラ・プッタネスカ、訳して娼婦風スパゲッティの発祥は、ラツィオ州とする説とカンパーニア州だとする説がある。ラツィオ説の謂れははっきりしないが、カンパーニア説には幾つかもっともらしいストーリーがついている。 パスタ・メーカーのバリラ社が運営する食のラボラトリーAcademia Bari... [続きを読む]

ローマ下町料理を紐解く その7 Pasta alla checca

2015年6月29日

アッラ・ケッカといえば、生のトマトを加熱せずに使うことを指す。パスタはもちろん、仔牛のコトレッタの上に刻んだトマトを載せたものもアッラ・ケッカと呼ぶことがある。パスタの場合、トマトとほかの材料をインサラティエラ(サラダボウル)のなかで混ぜるだけなのだが、トマト以外に何を使うかは割と自由である。ただし... [続きを読む]
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