SAPORITA NEWS

Restaurant

Bistrot64@ROMA、能田耕太郎の挑戦

2015年8月23日

イタリアのガストロノミーの世界において、最先端は今も昔もミラノであった。グアルティエロ・マルケージがイタリア史上初めてミシュランで3つ星を獲得したのもミラノなら、フュージョン和食、アペリティーヴォ、ストリートフード、クチーナ・コンテンポラネアと、それに続く大小さまざまなムーブメントもやはりミラノ発。... [続きを読む]

ローマ最強カルボナーラ伝説 Roscioli@ROMA

2015年8月14日

よく日本の雑誌やガイドブックでイタリアのレストランの記事を読んでいると「現地での評価も高い」とか「地元で愛されている」という表現をよく目にすることがあるが、それは「どの」「誰の」評価なのか明らかにされていないことがあまりに多い。たとえばネットのレビューやブログなどを読むと分かるが、こうした似たような... [続きを読む]

イタリア料理最新事情・皿の上のカンパニリズモ

2015年7月27日

イタリア北中部の小都市、モデナにある「オステリア・フランチェスカーナ」は現在名実ともにイタリアのトップ・リストランテである。オステリアを名乗るのにリストランテとはこれいかに?アラン・デュカスの元で学んだマッシモ・ボットゥーラがシェフを勤めるこの店は文字通り元々は気軽な食堂「オステリア」だったが、ボッ... [続きを読む]

ローマ美食散歩01相席御免のバッカラ食堂 Filettaro@ROMA

2015年6月17日

街を歩けばどこもかしこも「ストリートフードあります」と書かれている看板を目にしないことがないほど、今のイタリアにはストリートフードがあふれかえっている。とはいえフィレンツェのランプレドットひとつ取ってみても分かるように、ひとくちにランプレドットといっても玉石混淆。流行っているから、というだけの理由で... [続きを読む]

シラクーサで出会ったパニーノ・キング Borderi@Siracusa

2015年6月8日

シラクーサ旧市街、オルティージャ島のアポロ神殿から北側には市場が広がっている。カターニアやパレルモに比べると規模は小さいけれども内容ははというとさすがシチリア。例によってカジキやマグロが並んだ魚屋から、様々な保存食を扱う乾物屋、色とりどりの野菜が並ぶ八百屋と、シチリアの市場を眺めて回るのはとても楽し... [続きを読む]

ほんもののローマ下町料理Agustarello@Roma

2015年5月31日

リストランテ「アグスタレッロ」は、ローマの下町テスタッチョ地区にある。現主人アレッサンドロ・コンメントゥッチの父親が始めた店だ。 ローマ中心地を蛇行したテヴェレ川がその流れをまっすぐ海に向かって進み始めた辺りで、川をはさんで北はトラステヴェレ地区、南がテスタッチョ地区となる。どちらも下町と呼ばれてい... [続きを読む]

航海図という名の魚貝料理店Portolano@Gallipoli

2015年5月29日

モンダドーリ社のガイドブックは写真や図説が豊富で、町の成り立ちや見どころがわかりやすくて便利である。何よりグラフィックデザインが美しく、見ているだけで旅情をそそられる。巻末にはちょっとした工芸品情報が載っていて、「プーリア」編には、ガッリーポリは漁師が作る籠で知られているとあった。籠好きとあらば見逃... [続きを読む]

正しい伝統料理リストランテ、Osteria del Tempo Perso@Ostuni

2015年5月26日

プーリアの真ん中あたりに“白い町”は幾つかあるが、一番有名なのはオストゥーニだろう。毎年塗り替える壁はしみ一つなく、それでも妙な真新しさは感じさせない。やはり冬の間に真っ白に塗り直すカプリが、やや厚化粧すぎて落ち着かないのに比べ、オストゥーニの白さはごく自然な感じがする。しかし、オストゥーニは素朴な... [続きを読む]

サレント家庭料理の華、Le Zie@Lecce

2015年5月26日

パスタの道を辿る時に避けては通れないのがサレント半島。レッチェを中心とするアドリア海とイオニア海にはさまれたイタリア最東端の地域である。古代ギリシャの植民によって草創期は著しく発展したが、後に繁栄した中部イタリア以北のヨーロッパから半ば取り残されたために独自の生活様式がしぶとく生き残った地域でもある... [続きを読む]

豚の王様マヨーレ Majore@Chiaramonte Gulfi

2015年5月23日

南シチリアのバロック地帯にはノート、モディカ、ラグーサという3大バロック都市が存在するが、そうしたバロックの聖地とは違って訪れる観光客は極めて少ないものの、シチリア肉料理の聖地として多くの料理人たち、特にシチリアを目指す日本人料理人から崇拝されている町がキアラモンティ・グルフィだ。 キアラモンテ・グ... [続きを読む]

元気なお母さんの店La Taverna del Duca@Locorotondo

2015年5月23日

プーリア州ロコロトンド。世界遺産の町アルベロベッロの隣、この界隈に多い”白い町”の一つだ。夏の暑い日射しをあびてまぶしいくらいに輝く白い町は、日中は高い気温を避けて人々は出歩かない。静かな路地の裏のまた裏を彷徨っていると突然賑やかな声が聞こえてくる。そこは、元気なお母さんAntonellaが切り盛り... [続きを読む]

ミラノ・ガレリア内にカルロ・クラッコの新店近々OPEN

2015年5月21日

ミラノのランドマーク、ガレリアは現在ミラノ市が管理運営しているがこのたび数件のテナントと契約更新しないことを発表。そのうちの1件がメルセデスのショールームだが、そのあとにはカルロ・クラッコのレストランが入ることが発表された。ミシュラン2つ星はじめ数々のタイトルを持つカルロ・クラッコはMaster C... [続きを読む]

タオルミーナの魚介食堂イル・バルカイオーロ Il Barcaiolo@Taormina

2015年5月21日

タオルミーナの海岸沿いにマッザロという小さなビーチがある。ここにはヴィッラ・サンタンドレアとマッザロ・シー・パラスというふたつの豪華ホテルがあるが、そのホテルにステイするゲストが足しげく通うのは高級リストランテではなく、実は同じマッザロのビーチにある知る人ぞ知る小さなリストランテ「イル・バルカイオー... [続きを読む]

シチリアの食を堪能するAntica Marina@CATANIA

2015年5月20日

2003年1月、「シチリア美食の王国へ」の取材で初めて訪れて以来、カターニアに来るたびに幾度となく訪れてはその豊饒なシチリアの海の幸に驚かされて来たのが、ペスケリア市場にあるトラットリア・アンティカ・マリーナだ。なんといってもアンティカ・マリーナ最大の魅力は、その厨房が東シチリアで最も活発な市場に直... [続きを読む]

郷土料理巡礼の旅 アルトゥージ・ブーム再来

2015年4月2日

イタリア料理好きならば「アルトゥージの料理本」という書名を聞いたことがある方も多いのではないだろうか。イタリア料理の父とも呼ばれるアル トゥージとは後半生を美食家、作家として過ごしたペッレグリーノ・アルトゥージのことで1820年にエミリア・ロマーニャ州のフォルリンポポリに生まれ 1911年にフィレン... [続きを読む]
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