SAPORITA NEWS

Sicilia

有料コンテンツPhoto Bookシチリア・サリーナ島(無料公開)

2017年9月1日

シチリア北方にうかぶエオリエ諸島はユネスコの世界自然遺産に認定されているが、豊かな自然と美しい風景がなによりの特徴だ。エオリエ諸島の中ではリーパリ島に次いで二番目に大きく、標高962mのフェルチ山を要する高低差の激しい島だ。フェルチ山頂に登れば、フィリクーディ島を眼下に見下ろすスペクタルな光景に出会... [続きを読む]

カラマレッティと魚卵のパスタ「アンティカ・マリーナ」の衝撃

2016年2月21日

シチリア最強の、という代名詞を聞くと必ず思い出されるのが、カターニアのペスケリア市場内にある魚介トラットリア「アンティカ・マリーナ」だ。 2002年に初めて訪れてその豪快な料理の数々に衝撃を受けて以来、カターニアを旅する時唯一無二の目的となっている。近年は日本でその料理を目に、口にする機会もあるが、... [続きを読む]

シラクーサで出会ったパニーノ・キング Borderi@Siracusa

2015年6月8日

シラクーサ旧市街、オルティージャ島のアポロ神殿から北側には市場が広がっている。カターニアやパレルモに比べると規模は小さいけれども内容ははというとさすがシチリア。例によってカジキやマグロが並んだ魚屋から、様々な保存食を扱う乾物屋、色とりどりの野菜が並ぶ八百屋と、シチリアの市場を眺めて回るのはとても楽し... [続きを読む]

カターニア、ペスケリア市場の現在

2015年5月31日

カターニアのドゥオモ周辺に広がる現役バリバリの市場がペスケリア市場だ。野菜や肉、八百屋もあるがあくまで花形は広場一杯、道一杯にせり出した魚介類を売る屋台。「シチリア美食の王国へ」ではじめてこの市場を訪れた2002年には、市場にみなぎる圧倒的な生と死のエネルギー、混乱と猥雑、騒音と興奮で頭がくらくらし... [続きを読む]

San Domenico Palace@Taormina

2015年5月25日

シチリアに快適なホテル数あれど、タオルミーナのサン・ドメニコ・パレスを超えるホテルはいまだに現れない。1400年代のドメニコ会修道院を改装したホテルはタオルミーナ旧市街からすぐの場所にありながらも完璧な静寂とプライベートが保てる場所。映画「グラン・ブルー」でも登場した吹き抜けの回廊は現在ガラス張りと... [続きを読む]

豚の王様マヨーレ Majore@Chiaramonte Gulfi

2015年5月23日

南シチリアのバロック地帯にはノート、モディカ、ラグーサという3大バロック都市が存在するが、そうしたバロックの聖地とは違って訪れる観光客は極めて少ないものの、シチリア肉料理の聖地として多くの料理人たち、特にシチリアを目指す日本人料理人から崇拝されている町がキアラモンティ・グルフィだ。 キアラモンテ・グ... [続きを読む]

タオルミーナの魚介食堂イル・バルカイオーロ Il Barcaiolo@Taormina

2015年5月21日

タオルミーナの海岸沿いにマッザロという小さなビーチがある。ここにはヴィッラ・サンタンドレアとマッザロ・シー・パラスというふたつの豪華ホテルがあるが、そのホテルにステイするゲストが足しげく通うのは高級リストランテではなく、実は同じマッザロのビーチにある知る人ぞ知る小さなリストランテ「イル・バルカイオー... [続きを読む]

シチリアの食を堪能するAntica Marina@CATANIA

2015年5月20日

2003年1月、「シチリア美食の王国へ」の取材で初めて訪れて以来、カターニアに来るたびに幾度となく訪れてはその豊饒なシチリアの海の幸に驚かされて来たのが、ペスケリア市場にあるトラットリア・アンティカ・マリーナだ。なんといってもアンティカ・マリーナ最大の魅力は、その厨房が東シチリアで最も活発な市場に直... [続きを読む]

火山島に1つ星誕生!!ミシュラン・イタリア2015最新事情4シチリア

2014年11月7日

今こうしてミシュラン・イタリア2015のページを繰ってみると、レストランの栄枯盛衰とは実に顕著だと実感する。その象徴がシチリアで、2002年から2003年にかけて「シチリア美食の王国へ」を書くために連続30日を含む合計60日ほどシチリア全土を食べ歩いたが、当時から現在まで10年以上星を維持しているの... [続きを読む]

Cous Cous Fest決勝、優勝はイタリア

2014年10月19日

サン・ヴィート・ロ・カポで行われたCous Cous Fest予選はその後フランスVsアメリカ(勝者フランス)、イスラエルVsレバノン(勝者レバノン)、パレスチナVsコートジボワール(勝者コートジボワール)、エリトリアVsイタリア(勝者イタリア)と続き、結局決勝は予選最高点を獲得した上位からイタリア... [続きを読む]

Cous Cous Fest開戦前夜

2014年10月12日

6月に行われたGirotonnoはじめ、イタリアの食のイベントを仕切るアンジェラ・アバーテからある日こんな招待状が届いた。「9月末にサン・ヴィート・ロ・カポで行われる世界クスクス選手権に日本代表審査委員としてご参加下さいますようお願い申し上げます」。 サン・ヴィート・ロ・カポを訪れるのは12年ぶりに... [続きを読む]

イタリアの絶景26 サン・ヴィート・ロ・カポ

2014年10月12日

シチリア州トラーパニ県に属するサン・ヴィート・ロ・カポは、その名(カポ)が示すように、海に突き出した小さな半島である。海からそびえる岩山は風を遮って船を守る。サン・ヴィートの名は、紀元300年頃、ディオクレアティヌス帝の追手から逃れるため、シチリア南部のマザーラから海を渡ってやってきたローマ貴族高官... [続きを読む]

イタリアの絶景2 パンテッレリア島の「象のアーチ」

2014年8月2日

シチリアのさらに南に浮かぶパンテッレリア島の絶景、L’Arco dell’Elefante(象のアーチ)。象の鼻のように見える奇石は島の北海岸にあります。パンテッレリア島の名物はズィビッボとカッペリですが、風が非常に強い島なので、風の影響を受けないようとても低く育てるのが特徴... [続きを読む]

Piccolo Napoli@PALERMO

2014年1月18日

パレルモ中心部でさまざまな意味で安心してシチリア料理が食べられる店、というのは実はさほど多くはない。伝統的な郷土料理を出す店を評価するSlow Food協会のガイドブックOsteria d’Italiaでもパレルモの常連といえばIl Maestro del Brodo、Paradiso、... [続きを読む]

シチリアの小さな女王

2012年2月25日

イタリア人は名前をつけるのがうまいなぁと思うことしばしば。レストランの名前なんて最たるもの。あんまりひねらず、覚えやすく。しかし、住所そのまま、オーナーの名前そのまま、というのはどうかと思うけれど、響きが良かったりするから、なるほどねぇ、その手もあったかと素直に思う。じゃ、そのアイディアをいただこう... [続きを読む]

「シチリア島の夕べの祈り」と卵の話

2010年4月6日

「シチリア島の夕べの祈り」というのはヴェルディの歌劇にもありますが、日本でいえば鎌倉時代の1282年のパレルモで、当時支配者だったフランスの横暴に対してシチリア人が一斉蜂起した事件であります。暴動が起きたのが復活祭の翌日の夕方。暴動が始まった時、ちょうど晩禱を告げる鐘が鳴ったことからこの事件は「シチ... [続きを読む]

Ballaro!!

2010年3月16日

ヴッチリア、カポ、ボルゴ・ヴェッキオとパレルモに市場数あれど、最大最強、現役バリバリの市場といえばバッラロ。ジェズ教会から中央駅にかけて伸びる猥雑で強烈な色彩を放つ市場は、カターニアのペスケリア市場と並びシチリアの食の全てが凝縮しているといっても過言ではない、食材の坩堝でありパレルモ市民の胃袋を支え... [続きを読む]

Antica Marinaの逆襲!!再び

2010年3月14日

ひいきでもなんでもなく(いや、ひいきもかなりあるが)シチリア最強、いやおそらく南イタリア最強のトラットリアとして、口角泡を飛ばして繰り返し人に言いたいのが泣く子も黙るカターニア・ペスケリア市場にあるアンティカ・マリーナである。 かつてAntica Osteria Toto@福岡、の本田剛シェフが腕を... [続きを読む]

Don Turiddu2@Catania

2010年3月13日

タオルミーナを9時に出て早々にカターニアへと移動を開始するもなぜか市内は凄まじい大渋滞。じりじりと牛歩が続く中、車内からふと見れば旗を振るデモの行進が路上を埋め尽くしている。そういえば本日はスト日だったような記憶が。試しにホテルに電話してみると、案の定ホテルがある目抜き通りエトネア通りは今まさにデモ... [続きを読む]

エトナ山麓、ロバと老人

2010年3月12日

快晴の早朝、サン・ドメニコを出てエトナ山麓周遊の旅へ。ランダッツォからマレット、そしてブロンテへ。サン・ドメニコのベテラン・ホテルマン、ミケーレに教えてもらった「エトナ山が窓からばっちり見えます」というレストラン、フォンターナへ向かうも冬期休業中。なんちとなくそんな予感はしていたが、やはりその昔アン... [続きを読む]

タオルミーナの休日

2010年3月11日

一夜明けて快晴の翌日、窓を開ければそこは青く輝く地中海。サン・ドメニコの朝食ルームでまず5つ星Lならではの朝シャンならぬ朝スプ。(スープ、でもスプレムータでもない、念のため)シチリアの絞り立てアランチャ・ロッサのスプレムータ+スプマンテ、自家製ミモザ・ロッサ。朝8時から飲むスプマンテは背徳の味である... [続きを読む]

霧のサン・ドメニコ

2010年3月10日

Chiaramonte Gulfiを出てタオルミーナに向かうも土砂降りは相変わらず。メッシーナはこの大雨で相当被害が出たようだがタオルミーナにつく頃、街は濃霧に包まれて、というよりすっぽりと低く垂れ込めた雲の中。視界5mではカーナビ・キアラも役にたたないのでかつてぐるぐるした記憶を頼りにサン・ドメニ... [続きを読む]

豚の王様

2010年3月10日

南西シチリア最強のトラットリアがダ・ヴィットリオ、同東海岸最高店をアンティカ・マリーナとするならば、南シチリアの張り出し横綱は間違いなく「豚の王様」ことMajore@Chiaramonte Gulfiであろう。数年ぶりのMajore再訪に胸ときめかせ、Ragusa Ibla〜Modica、そしてCh... [続きを読む]

Orfeo@Ragusa

2010年3月9日

雨の中アグリジェントからラグーサへ。18世紀の貴族の館を改装したホテルにチェックイン直後近場のリストランテOrfeoへ。 カポナータ、カルチョーフィ、トマトのブルスケッタ、フォルマッジョ・ラグサーノ・インパナータ、同アル・ぺぺロンチーノの前菜。ついでトマト味噌入りイカスミ・スパと究極のクチーナ・ポー... [続きを読む]

アグリ

2010年3月8日

日曜の朝、蚤の市を冷やかしてからパレルモを出発。曇天の中、一路昨年末以来のアグリジェントへ。泊まりは懐かし&またしてもシーズンオフのディオスクリ・ベイ・パラス。 ランチはというとこれもアグリの定番デイ・テンプリ。前菜盛りはズッキーニ、ナスのグリル、カルチョーフィ、オリーヴ、ついでナスととまとのチカテ... [続きを読む]

Da Vittorio再び

2010年3月7日

曇天のパレルモから車を走らせること約2時間。やってきたのはシチリア南海岸にある、南西シチリア最強のトラットリア、ダ・ヴィットリオ。プラネタの畑&最新の同経営のホテル、ラ・フォレステリアを横目にポルトパーロの行き止まりへ。今はカーナビがあるから楽だけれど、思えばその昔はよくここまでたどり着けたもんだ、... [続きを読む]

La Boheme@Teatro Massimo

2010年3月6日

最近なぜかメリディアナ航空のフィレンツェ〜パレルモ便が消滅してしまったのでピサ空港から初めて乗るローコスト・エア、Wind JETでシチリアへ。シロッコの影響で強風、波浪気味のパレルモに着陸後3年ぶりのGrand Hotel Wagnerへ。 Enoteca PiconeでBaglio Hoppsの... [続きを読む]

Osteria Paradiso@Palermoに忘れ物をされた方へ

2009年12月1日

先日訪れたパレルモで●年ぶりに行ったのは昼のみ営業、予約不可、電話無し、のオステリア・パラディーゾ。少々髪が薄くなったクジラひげと二言三言 言葉を交わすと「おお、あのときなんか写真撮ってたお前か」と記憶はまだ鮮明な模様。で、ここから始まる口頭試問。「今日のパスタはコン・ブロッコレッ ティ、タランティ... [続きを読む]
1 2
error: