SAPORITA NEWS

Sud Italia

イタリアの絶景4 マラテアのキリスト像

2014年8月5日

イタリア半島の地図を見ると分かるが、南イタリアバジリカータ州はほんのわずか10kmあまりの海岸線がティレニア海に面している。ある冬のこと、料理人チームと4人で車に乗り込み、ローマを発って一路陸路でシチリアへ行こうと旅をしたことがある。途中の宿は気分任せ、成り行き任せ。ローマを出てナポリを過ぎ、延々と... [続きを読む]

イタリアの絶景3 テルモリのビーチ

2014年8月3日

マルケやラツィオと接した中部イタリアにあるモリーゼ州は、ほんの数十キロながらアドリア海に面した海岸が広がっています。プーリアから高速道路アウトストラーダを走って北上する途中、ふと立ち寄った海岸の町テルモリは海水浴客でにぎわう庶民的だけれでもきちんと環境が整備された美しいビーチでした。ズッパ・ディ・ペ... [続きを読む]

イタリアの絶景1 マテーラ

2014年8月2日

カラブリア州マテーラの旧市街「サッシ」はかつて「イタリアの恥部」と呼ばれた暗い記憶を持つ街。先史時代には横穴式住居に先住民が住みつき、第二次大戦後は絶望的な荒廃と貧困が渦を巻いていたがユネスコ世界遺産登録を期にイメージを一新。サッシ観光に訪れる旅行者も多くなった。それでも初めてマテーラを訪れた199... [続きを読む]

Starita@NAPOLI

2013年11月24日

Starita@NAPOLIのアンジョレッティとピッツァ・ナポレターナSTG(Specialita Tradizionale Garantita=サンマルツァーノ+モッツァレッラ・ディ・ブファラDOP)。ナポリではピッツァもDenominazioneを意識する時代に突入 しております。生地はあくまで... [続きを読む]

シチリアの小さな女王

2012年2月25日

イタリア人は名前をつけるのがうまいなぁと思うことしばしば。レストランの名前なんて最たるもの。あんまりひねらず、覚えやすく。しかし、住所そのまま、オーナーの名前そのまま、というのはどうかと思うけれど、響きが良かったりするから、なるほどねぇ、その手もあったかと素直に思う。じゃ、そのアイディアをいただこう... [続きを読む]

カプリのオレソヅヅュース

2010年10月29日

気づけばイタリアに住んでから干支は一回りし、東奔西走南船北馬、取材でイタリア中を飛び回る稼業を渡世としていながら今まで足を踏み入れたことがないのを恥じている大メジャー&観光スポットが3つほどある。そのひとつがカプリ。他の2つはあえて名を秘すがいずれカミングアウトする機会もあるかと。 今回念願かなって... [続きを読む]

チステルニーノの午餐

2010年7月27日

ちょいと時間は遡りまして、6月末にプーリアを訪れた時の話。といいますのもまだまだ書いてない話が沢山ありまして。 こちらは6月末に訪れたプーリアの小さな町、チステルニーノ。イタリアで最も美しいボルゴ(小村)のひとつ、といわれています。人々は穏やかで町は例によってどこもかしこも真っ白。住民のたゆまぬ努力... [続きを読む]

Bio Masseria Lama di Luna@Andria

2010年7月14日

マッセリアというのは南イタリア、プーリア州に多く見られる建築形態で、大規模農園の母屋的存在兼オーナーあるいは管理人の住居兼小作人や家畜の住居も兼ねた重厚な石造りの建造物。つねにアラブ系侵略者の脅威にさらされていたことからいつしか要塞も兼ねるようになった、とは以前にバーリ南方セヴェッレートリの5つ星巨... [続きを読む]

オストゥーニの銀婚式

2010年7月8日

約10年ぶりに訪れたオストゥーニは街全体を石灰で塗り固めたような(実際そうなのですが)白い町。このあたりはマルティーナ・フランカ、ロコロトンド、チステルニーナと小さくて可愛い町が多く、ぷらぷら写真撮りながら歩くには最適な地方ですが車は必須です。旧市街入り口にある骨董屋にぶらりと入り、古い器などの生活... [続きを読む]

バーリ旧市街

2010年7月6日

昨年末に引き続き、半年ぶりに訪れたプーリア州都バーリの旧市街バーリ・ヴェッキア。初めて来た時は男三人で片寄せ合いつつびくびくしながら歩いたものですが、数年ぶりに訪れてみると奇麗に修復されて危ない空気はみじんも感じられず。とはいえ狭い裏道をびゅんびゅん飛ばす2人乗りのスクーターにはひやりとさせられるこ... [続きを読む]

Gino e Pina@Benevento

2010年6月29日

フィレンツェを出てからアウトストラーダA1号線「太陽道路」ことアウトストラーダ・デル・ソーレをぶっ飛ばし、プーリアへの旅の休憩を兼ねてカンパーニア州はベネヴェントへ立ち寄る。昼食は大学通りにある「ジーノ・エ・ピーナ」で店に入ると「韓国の方ですか?」とカメリエーレ。中国人か?というのはよく聞かれるが韓... [続きを読む]

プーリアからの生還

2010年6月28日

この一週間、南イタリアはプーリア州に出かけておりました。フィレンツェを車で発ち、ウンブリア、ラツィオ、カンパーニア、プーリア、モリーゼ、アブルッツォ、ウンブリアと駆け回り、その間の総走行距離は2000kmほど。久しぶりによく走りました。その模様はおいおいUPしますが、その間プーリアのあちこちでみかけ... [続きを読む]

Sapori di Sardegnaからの贈り物

2010年6月18日

ある日の朝、日本からの荷物を待っているところにいつものSDAがベルを鳴らしたので出てみるとどうやらサルデーニャかららしき段ボールがひとつ。見ると送り主はジョルジョ&ロベルト兄弟のサポーリ・ディ・サルデーニャ。「サルデーニャ」でも紹介してますがこれはサルデーニャの食材を扱う、カリアリ旧市街にある食料品... [続きを読む]

Festa a Vico2010

2010年5月27日

去る2010年5月24日から5月26日までソレント半島はヴィーコ・エクエンセで行われた「Festa a Vico」に行ってました。これは地元の雄、ジェンナーロ・エスポージト@La Torre del Saracinoが発起人となった食とワインのイベントですが、年々その規模は拡大する一方。今年も3つ星... [続きを読む]

「シチリア島の夕べの祈り」と卵の話

2010年4月6日

「シチリア島の夕べの祈り」というのはヴェルディの歌劇にもありますが、日本でいえば鎌倉時代の1282年のパレルモで、当時支配者だったフランスの横暴に対してシチリア人が一斉蜂起した事件であります。暴動が起きたのが復活祭の翌日の夕方。暴動が始まった時、ちょうど晩禱を告げる鐘が鳴ったことからこの事件は「シチ... [続きを読む]

Ballaro!!

2010年3月16日

ヴッチリア、カポ、ボルゴ・ヴェッキオとパレルモに市場数あれど、最大最強、現役バリバリの市場といえばバッラロ。ジェズ教会から中央駅にかけて伸びる猥雑で強烈な色彩を放つ市場は、カターニアのペスケリア市場と並びシチリアの食の全てが凝縮しているといっても過言ではない、食材の坩堝でありパレルモ市民の胃袋を支え... [続きを読む]

Antica Marinaの逆襲!!再び

2010年3月14日

ひいきでもなんでもなく(いや、ひいきもかなりあるが)シチリア最強、いやおそらく南イタリア最強のトラットリアとして、口角泡を飛ばして繰り返し人に言いたいのが泣く子も黙るカターニア・ペスケリア市場にあるアンティカ・マリーナである。 かつてAntica Osteria Toto@福岡、の本田剛シェフが腕を... [続きを読む]

Don Turiddu2@Catania

2010年3月13日

タオルミーナを9時に出て早々にカターニアへと移動を開始するもなぜか市内は凄まじい大渋滞。じりじりと牛歩が続く中、車内からふと見れば旗を振るデモの行進が路上を埋め尽くしている。そういえば本日はスト日だったような記憶が。試しにホテルに電話してみると、案の定ホテルがある目抜き通りエトネア通りは今まさにデモ... [続きを読む]

エトナ山麓、ロバと老人

2010年3月12日

快晴の早朝、サン・ドメニコを出てエトナ山麓周遊の旅へ。ランダッツォからマレット、そしてブロンテへ。サン・ドメニコのベテラン・ホテルマン、ミケーレに教えてもらった「エトナ山が窓からばっちり見えます」というレストラン、フォンターナへ向かうも冬期休業中。なんちとなくそんな予感はしていたが、やはりその昔アン... [続きを読む]

タオルミーナの休日

2010年3月11日

一夜明けて快晴の翌日、窓を開ければそこは青く輝く地中海。サン・ドメニコの朝食ルームでまず5つ星Lならではの朝シャンならぬ朝スプ。(スープ、でもスプレムータでもない、念のため)シチリアの絞り立てアランチャ・ロッサのスプレムータ+スプマンテ、自家製ミモザ・ロッサ。朝8時から飲むスプマンテは背徳の味である... [続きを読む]

霧のサン・ドメニコ

2010年3月10日

Chiaramonte Gulfiを出てタオルミーナに向かうも土砂降りは相変わらず。メッシーナはこの大雨で相当被害が出たようだがタオルミーナにつく頃、街は濃霧に包まれて、というよりすっぽりと低く垂れ込めた雲の中。視界5mではカーナビ・キアラも役にたたないのでかつてぐるぐるした記憶を頼りにサン・ドメニ... [続きを読む]

豚の王様

2010年3月10日

南西シチリア最強のトラットリアがダ・ヴィットリオ、同東海岸最高店をアンティカ・マリーナとするならば、南シチリアの張り出し横綱は間違いなく「豚の王様」ことMajore@Chiaramonte Gulfiであろう。数年ぶりのMajore再訪に胸ときめかせ、Ragusa Ibla〜Modica、そしてCh... [続きを読む]

Orfeo@Ragusa

2010年3月9日

雨の中アグリジェントからラグーサへ。18世紀の貴族の館を改装したホテルにチェックイン直後近場のリストランテOrfeoへ。 カポナータ、カルチョーフィ、トマトのブルスケッタ、フォルマッジョ・ラグサーノ・インパナータ、同アル・ぺぺロンチーノの前菜。ついでトマト味噌入りイカスミ・スパと究極のクチーナ・ポー... [続きを読む]

アグリ

2010年3月8日

日曜の朝、蚤の市を冷やかしてからパレルモを出発。曇天の中、一路昨年末以来のアグリジェントへ。泊まりは懐かし&またしてもシーズンオフのディオスクリ・ベイ・パラス。 ランチはというとこれもアグリの定番デイ・テンプリ。前菜盛りはズッキーニ、ナスのグリル、カルチョーフィ、オリーヴ、ついでナスととまとのチカテ... [続きを読む]

Da Vittorio再び

2010年3月7日

曇天のパレルモから車を走らせること約2時間。やってきたのはシチリア南海岸にある、南西シチリア最強のトラットリア、ダ・ヴィットリオ。プラネタの畑&最新の同経営のホテル、ラ・フォレステリアを横目にポルトパーロの行き止まりへ。今はカーナビがあるから楽だけれど、思えばその昔はよくここまでたどり着けたもんだ、... [続きを読む]

La Boheme@Teatro Massimo

2010年3月6日

最近なぜかメリディアナ航空のフィレンツェ〜パレルモ便が消滅してしまったのでピサ空港から初めて乗るローコスト・エア、Wind JETでシチリアへ。シロッコの影響で強風、波浪気味のパレルモに着陸後3年ぶりのGrand Hotel Wagnerへ。 Enoteca PiconeでBaglio Hoppsの... [続きを読む]

「Sardegna!」その8カタツムリ

2010年2月16日

スローフードのシンボルでもあるカタツムリですが、ここサルデーニャでは日常の食卓に上ります。サンベネデット市場にもカタツムリを売る店がありますが、こちら1階鮮魚コーナーでなく2階の精肉売り場にあるのはやはりカタツムリでは貝でなく肉扱いされているからなのでしょう。しかし料理法としては魚料理のそれに近く、... [続きを読む]

「Sardegna!」その7男籠、女籠

2010年2月14日

サルデーニャ伝統の籠には男籠、女籠というものが存在します。前者は基本的に柳や葦などを使って男が作る、野外仕事にも堪えうる頑丈な籠。伊勢エビ漁師が自ら作る簗などがこれです。というのもサルデーニャの伊勢エビ漁は生態系を破壊するプラスチックなど人工素材での漁が禁止されているからだそうです。一方女籠とは家事... [続きを読む]

「Sardegna!」 Count Downその6

2010年2月9日

  < p class=”MsoNormal”> フィリグラナ、とはサルデーニャ伝統の金細工。金糸を寄り合わせて作る繊細で優雅なその姿はサント・エフィジオの祭りで美女たちを飾り立てるあれでございます。定番のモチーフはサルデーニャ全土にいろいろありますが、こちら... [続きを読む]

「Sardegna!」Count Downその5

2010年2月6日

  以前「イタリアの市場を食べ歩く」(東京書籍2004年)にも書きましたが、カリアリのサン・ベネデット市場は売り場面積8000平米とイタリア最大の屋内市場。イタリアの地方を旅するとバーリ、アンコーナ、トリエステ、ルッカなど死にゆく市場を目にすることもままありますがこのサン・ベネデットは現役... [続きを読む]
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