SAPORITA NEWS

Travel

プーリアからの生還

2010年6月28日

この一週間、南イタリアはプーリア州に出かけておりました。フィレンツェを車で発ち、ウンブリア、ラツィオ、カンパーニア、プーリア、モリーゼ、アブルッツォ、ウンブリアと駆け回り、その間の総走行距離は2000kmほど。久しぶりによく走りました。その模様はおいおいUPしますが、その間プーリアのあちこちでみかけ... [続きを読む]

Festa a Vico2010

2010年5月27日

去る2010年5月24日から5月26日までソレント半島はヴィーコ・エクエンセで行われた「Festa a Vico」に行ってました。これは地元の雄、ジェンナーロ・エスポージト@La Torre del Saracinoが発起人となった食とワインのイベントですが、年々その規模は拡大する一方。今年も3つ星... [続きを読む]

「シチリア島の夕べの祈り」と卵の話

2010年4月6日

「シチリア島の夕べの祈り」というのはヴェルディの歌劇にもありますが、日本でいえば鎌倉時代の1282年のパレルモで、当時支配者だったフランスの横暴に対してシチリア人が一斉蜂起した事件であります。暴動が起きたのが復活祭の翌日の夕方。暴動が始まった時、ちょうど晩禱を告げる鐘が鳴ったことからこの事件は「シチ... [続きを読む]

Ballaro!!

2010年3月16日

ヴッチリア、カポ、ボルゴ・ヴェッキオとパレルモに市場数あれど、最大最強、現役バリバリの市場といえばバッラロ。ジェズ教会から中央駅にかけて伸びる猥雑で強烈な色彩を放つ市場は、カターニアのペスケリア市場と並びシチリアの食の全てが凝縮しているといっても過言ではない、食材の坩堝でありパレルモ市民の胃袋を支え... [続きを読む]

Antica Marinaの逆襲!!再び

2010年3月14日

ひいきでもなんでもなく(いや、ひいきもかなりあるが)シチリア最強、いやおそらく南イタリア最強のトラットリアとして、口角泡を飛ばして繰り返し人に言いたいのが泣く子も黙るカターニア・ペスケリア市場にあるアンティカ・マリーナである。 かつてAntica Osteria Toto@福岡、の本田剛シェフが腕を... [続きを読む]

Don Turiddu2@Catania

2010年3月13日

タオルミーナを9時に出て早々にカターニアへと移動を開始するもなぜか市内は凄まじい大渋滞。じりじりと牛歩が続く中、車内からふと見れば旗を振るデモの行進が路上を埋め尽くしている。そういえば本日はスト日だったような記憶が。試しにホテルに電話してみると、案の定ホテルがある目抜き通りエトネア通りは今まさにデモ... [続きを読む]

エトナ山麓、ロバと老人

2010年3月12日

快晴の早朝、サン・ドメニコを出てエトナ山麓周遊の旅へ。ランダッツォからマレット、そしてブロンテへ。サン・ドメニコのベテラン・ホテルマン、ミケーレに教えてもらった「エトナ山が窓からばっちり見えます」というレストラン、フォンターナへ向かうも冬期休業中。なんちとなくそんな予感はしていたが、やはりその昔アン... [続きを読む]

タオルミーナの休日

2010年3月11日

一夜明けて快晴の翌日、窓を開ければそこは青く輝く地中海。サン・ドメニコの朝食ルームでまず5つ星Lならではの朝シャンならぬ朝スプ。(スープ、でもスプレムータでもない、念のため)シチリアの絞り立てアランチャ・ロッサのスプレムータ+スプマンテ、自家製ミモザ・ロッサ。朝8時から飲むスプマンテは背徳の味である... [続きを読む]

霧のサン・ドメニコ

2010年3月10日

Chiaramonte Gulfiを出てタオルミーナに向かうも土砂降りは相変わらず。メッシーナはこの大雨で相当被害が出たようだがタオルミーナにつく頃、街は濃霧に包まれて、というよりすっぽりと低く垂れ込めた雲の中。視界5mではカーナビ・キアラも役にたたないのでかつてぐるぐるした記憶を頼りにサン・ドメニ... [続きを読む]

豚の王様

2010年3月10日

南西シチリア最強のトラットリアがダ・ヴィットリオ、同東海岸最高店をアンティカ・マリーナとするならば、南シチリアの張り出し横綱は間違いなく「豚の王様」ことMajore@Chiaramonte Gulfiであろう。数年ぶりのMajore再訪に胸ときめかせ、Ragusa Ibla〜Modica、そしてCh... [続きを読む]

Orfeo@Ragusa

2010年3月9日

雨の中アグリジェントからラグーサへ。18世紀の貴族の館を改装したホテルにチェックイン直後近場のリストランテOrfeoへ。 カポナータ、カルチョーフィ、トマトのブルスケッタ、フォルマッジョ・ラグサーノ・インパナータ、同アル・ぺぺロンチーノの前菜。ついでトマト味噌入りイカスミ・スパと究極のクチーナ・ポー... [続きを読む]

アグリ

2010年3月8日

日曜の朝、蚤の市を冷やかしてからパレルモを出発。曇天の中、一路昨年末以来のアグリジェントへ。泊まりは懐かし&またしてもシーズンオフのディオスクリ・ベイ・パラス。 ランチはというとこれもアグリの定番デイ・テンプリ。前菜盛りはズッキーニ、ナスのグリル、カルチョーフィ、オリーヴ、ついでナスととまとのチカテ... [続きを読む]

Da Vittorio再び

2010年3月7日

曇天のパレルモから車を走らせること約2時間。やってきたのはシチリア南海岸にある、南西シチリア最強のトラットリア、ダ・ヴィットリオ。プラネタの畑&最新の同経営のホテル、ラ・フォレステリアを横目にポルトパーロの行き止まりへ。今はカーナビがあるから楽だけれど、思えばその昔はよくここまでたどり着けたもんだ、... [続きを読む]

La Boheme@Teatro Massimo

2010年3月6日

最近なぜかメリディアナ航空のフィレンツェ〜パレルモ便が消滅してしまったのでピサ空港から初めて乗るローコスト・エア、Wind JETでシチリアへ。シロッコの影響で強風、波浪気味のパレルモに着陸後3年ぶりのGrand Hotel Wagnerへ。 Enoteca PiconeでBaglio Hoppsの... [続きを読む]

「Sardegna!」その8カタツムリ

2010年2月16日

スローフードのシンボルでもあるカタツムリですが、ここサルデーニャでは日常の食卓に上ります。サンベネデット市場にもカタツムリを売る店がありますが、こちら1階鮮魚コーナーでなく2階の精肉売り場にあるのはやはりカタツムリでは貝でなく肉扱いされているからなのでしょう。しかし料理法としては魚料理のそれに近く、... [続きを読む]

「Sardegna!」その7男籠、女籠

2010年2月14日

サルデーニャ伝統の籠には男籠、女籠というものが存在します。前者は基本的に柳や葦などを使って男が作る、野外仕事にも堪えうる頑丈な籠。伊勢エビ漁師が自ら作る簗などがこれです。というのもサルデーニャの伊勢エビ漁は生態系を破壊するプラスチックなど人工素材での漁が禁止されているからだそうです。一方女籠とは家事... [続きを読む]

「Sardegna!」 Count Downその6

2010年2月9日

  < p class=”MsoNormal”> フィリグラナ、とはサルデーニャ伝統の金細工。金糸を寄り合わせて作る繊細で優雅なその姿はサント・エフィジオの祭りで美女たちを飾り立てるあれでございます。定番のモチーフはサルデーニャ全土にいろいろありますが、こちら... [続きを読む]

「Sardegna!」Count Downその5

2010年2月6日

  以前「イタリアの市場を食べ歩く」(東京書籍2004年)にも書きましたが、カリアリのサン・ベネデット市場は売り場面積8000平米とイタリア最大の屋内市場。イタリアの地方を旅するとバーリ、アンコーナ、トリエステ、ルッカなど死にゆく市場を目にすることもままありますがこのサン・ベネデットは現役... [続きを読む]

「Sardegna!」Count Downその4

2010年2月5日

    ポルケッタ、ポルチェット、ポルチェッドゥ、プルチェッドゥ、呼び名は変われど以上は豚の丸焼きのことであります。いや、サルデーニャ流プルチェッドゥを正確に描写するならば乳飲み子豚の半割を塩だけでじっくりとローストした料理で、皮はかりかり、中はしっとり、肉の旨味を感じるのにこれ... [続きを読む]

「Sardegna!」Count Downその2

2010年1月28日

  ディープ・サルデーニャ、バルバージア地方の奥の奥。ヌオロの北のこれまた山奥に「テストーネ」というアグリツリズモがあります。シチリアの「ミジリシェーミ」、トスカーナの「ラ・チェッレータ」とディープなアグリはこれまでに幾つか体験して来ましたがここはまたすごかった。何せ携帯の電波も入らない道... [続きを読む]

「Sardegna!」Count Downその1

2010年1月26日

  < p class=”MsoNormal”>「サルデーニャ!」発売直前情報として「カウントダウン10番勝負」と題し、内容に準じた話を10本ばかり書くことにいたしました。ついでに発売前ですが写真も一部公開いたします。約1ケ月に渡る短期(長期?)連載ですがおつ... [続きを読む]

Osteria Paradiso@Palermoに忘れ物をされた方へ

2009年12月1日

先日訪れたパレルモで●年ぶりに行ったのは昼のみ営業、予約不可、電話無し、のオステリア・パラディーゾ。少々髪が薄くなったクジラひげと二言三言 言葉を交わすと「おお、あのときなんか写真撮ってたお前か」と記憶はまだ鮮明な模様。で、ここから始まる口頭試問。「今日のパスタはコン・ブロッコレッ ティ、タランティ... [続きを読む]

シチリアからの生還

2009年11月27日

夜はすでにとっぷりと暮れたローマ・テルミニ駅20時30分。パレルモ行きトレーノ・ノッテはその名も「Il Gattopardo=山猫号」というシチリア好きなら胸ときめくのをおさえられない美しすぎるネーミングであります。で、その一等寝台Excelsiorのシングル個室寝台はバス、トイレ、朝食、新聞付きの... [続きを読む]

コルテッロ・サルド

2009年11月5日

一方こちらは サルデーニャが誇るもう一つの工芸品、コルテッロ・サルド。その産地はパッターダ、サントゥルッスルジウ、アルブスなどいくつかありますがこれは今回アルゲーロで買ったアルゲーロ産。ヴィットリオ・ムーラ・エ・フィッリの妖刀に比べると怪しさはイマイチですがシャープでしなやかな切れ味はそばにあるもの... [続きを読む]

炸裂、サント・エフィジオ

2009年11月4日

以前にも書きましたが毎年5月1日にカリアリで行われる「サント・エフィジオの祭り」は街をペストから救った奇跡の聖人に捧げられた聖なる祭りです。その行進はカリアリから殉教地ノーラの海岸まで延々と3日かけて行われるのですが、その参列者の身を飾り立てるのは美しい民族衣装コストゥーメ・サルドや伝統の彫金ジョイ... [続きを読む]

マリア・ライモンダの秘技

2009年11月2日

齢82歳にしてまだまだ現役のサルデーニャの女籠職人マリア・ライモンダ・ピンナ。その美しい籠もさることながらTV見ながらでもおしゃべりしながら編めるわよ、という彼女の秘技はノールック・パスならぬノールック編み。取材終了後「バールに行くぜ」と財布片手に我らをバールへ連れてく、その見事な後ろ姿にはほれぼれ... [続きを読む]

サルデーニャの職人達

2009年11月1日

今回のサルデーニャの旅への目的は「サルデーニャ本」の校正を兼ね、職人達との出会いを求めての旅でした。コスタ・ズメラルダや伊勢エビに代表されるような豪華だけれど表層的、だけではないディープ・サルドの魅力はバルバージア地方に代表される外界とは隔絶された世界で作り上げて来た自給自足の生活にあると思います。... [続きを読む]

週間サルデーニャ食卓日記

2009年10月31日

2009年10月26日(月)Agriturismo Testone@Nuoroディープ・サルデーニャのディープなディープなアグリでリクエストしていたフィリンデウ見物の後、サルデーニャ人3人と日本人3人で対決ランチ。サ・メルカというフレッシュ・チーズ2種、自家製サラミ、パンチェッタ、プロシュート、パー... [続きを読む]

南イタリア週刊食卓日記

2009年10月8日

いつものようにUPが滞りがちですが、9月下旬南イタリアでの週刊食卓日記です。 2009年9月20日(日)曇天の中、フィレンツェからESを乗り継ぎローマ〜バーリへ。というのもまたしても果てしないイタリア鉄道の旅を始めたからであります。発売は来春予定、詳細は当ブログにてお知らせいたします。というわけでひ... [続きを読む]
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