ジェノヴァ風ペストの誘惑 Antica Osteria Vico Palla@GENOVA
大港湾都市ジェノヴァの近代的なベイエリアの片隅に、高い壁に囲まれて周囲から隔絶された庶民的な一画モーロ・ヴェッキオがある。その裏通りにあるのがアンティカ・オステリア・ヴィーコ・パッラ、一説によれば1621年から1628年にかけてジェノヴァに滞在していた画家ファン・ダイクはこのオス… 続きを読む
大港湾都市ジェノヴァの近代的なベイエリアの片隅に、高い壁に囲まれて周囲から隔絶された庶民的な一画モーロ・ヴェッキオがある。その裏通りにあるのがアンティカ・オステリア・ヴィーコ・パッラ、一説によれば1621年から1628年にかけてジェノヴァに滞在していた画家ファン・ダイクはこのオス… 続きを読む
いまやフィレンツェの名店として名高いトラットリアBuca dell’Orafo(ブカデッロラフォ)。ここ十年この店の厨房を飾ってきた料理人にFerragosto@須賀川の岩崎里美嬢や、現在フィレンツェで最も脂が乗っている日本人料理人、枝澤竜太くんがいるが、それよりもさらに以前、わた… 続きを読む
2014年7月8日、愛媛県松山市で行われた「COP愛媛イタリアン×生産者交流会」では愛媛県内のイタリア料理店11店が参加し、愛媛県内の食材を使った「愛媛イタリアン」を披露。生産者に実際に自分たちが作った野菜やハーブ、鶏肉などを味わってもらい、食材がイタリア料理というフィルターを通… 続きを読む
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の社長、エウジェニオ・アルファンデリはいつも、「老舗はその地位に安穏としていてはいけない。歴史の重みを感じながらも常に変革していかなければすぐに廃れてしまう」と言う。およそ400年間、何度も存亡の危機に遭いながらも途切れることなく存在し… 続きを読む
松山市駅からローカルな伊予鉄に揺られること約15分、やがて三津の駅に着く。三津の港、三津浜は古来より愛媛松山の重要な港であり、江戸時代には松山藩の水軍が置かれていたほどであった。現在はというと、鯛飯、あるいはジャコ天といった松山グルメのキーワードとなる魚介類の重要な漁港である。そ… 続きを読む
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去る6月12、13日、パルマのアカデミア・バリラでパスタ世界選手権が開催された。今年で3回目、世界23カ国から27名の料理人が参加した。出場者のほとんどは外国で活躍するイタリア人で、外国人はほんのわずか。一昨年開催された第一回では、日本人の山田剛嗣さんが並みいるイタリア人ライバル… 続きを読む
イタリアでも最近は、Wagyuについて語るイタリア人が増えている。折からのユーロ高で日本への観光旅行がちょっと身近になり、日本で食べたあの「とろけるように柔らかい」牛肉をもう一度食べたいというのである。特にKobe-beefの名の浸透ぶりが著しい。Wagyu=Kobe-beefと… 続きを読む
料理専門のTV局ガンベロ・ロッソ・チャンネルで大人気の料理人ジョルジョ・バルキエージ、通称ジョルジョーネのレシピブック「Giorgione orto e cucina」がこのほど発売された。7月1日にフィレンツェの書店で開かれたサイン会はすこぶる盛況、若者から年配まで幅広い世代に人気が… 続きを読む