Identita Golose2015間もなく開幕

来たる2015年2月8〜10日の3日間、ミラノで現代イタリア料理のコンヴェンション「イデンティタ・ゴローゼIdentita Golose」が行われます。これはわたしの敬愛するジャーナリスト、パオロ・マルキが主宰するイタリアで唯一無二のアルタ・ガストロノミア、つまりオート・キュイジー… 続きを読む

イタリアの老舗料理店20 ソラ・レッラ 創業1943年

テヴェレ川の中州に浮かぶ唯一の島ティベリーナ島は、病院島として知られている。古代ローマの伝説によると、紀元前二九三年にペスト撲滅のため船でローマに連れてこられた医神アスクレピオスが蛇に姿を変えティベリーナ島に上陸。ペスト禍をしずめるため神殿を建てるべきと告げたといわれている。アス… 続きを読む

イタリアの老舗料理店19 ケッキーノ・ダル1887 創業1887年

首都ローマの中心にある古代遺跡群からアヴェンティーノ通りをしばらく南進。アヴェンティーノの丘を過ぎたあたりにテスタッチョという一角がある。特に観光名所があるわけではないので観光客は少なく、古き良きローマが残っているエリアである。下町の主婦が毎朝買い物に訪れるテスタッチョ市場は市民… 続きを読む

イタリアの老舗料理店18 ダ・ブルデ 創業1901年  

フィレンツェ最もディープなのトラットリアはどこかと人に問われたら、まず迷うことなく「ダ・ブルデ」の名前をあげる。一九〇一年の創業以来代々ゴーリ家が経営するこの店はフィレンツェの中心から約五キロ、ペレートラ空港に近いピストイア街道沿いにある。旧市街でなく、町はずれにあることからして… 続きを読む

イタリアの老舗料理店17 トラットリア・アルマンド 創業1957年

フィレンツェ旧市街をアルノ川右岸沿いに西へ向かい、ヴェスプッチ橋を過ぎるとやがて小さな劇場に出る。威風堂々たる新古典様式ではなく、ルネッサンスの控えめな景観になじむようその外観は極めて控えめ。かつては市立劇場「テアトロ・コムナーレ」と呼ばれていたが、現在は毎年五月にフィレンツェで… 続きを読む

イタリアの老舗料理店16 トラットリア・ソスタンツァ 創業1869年

「ソスタンツァ」別名「トロイア」があるポルチェッラーナ通りは家具修復や絵画修復、額縁制作といった小さな工房が軒を連ねる狭い通り。ルネッサンスの頃にはボッティチェッリが住んでいたともいわれている古い通りのひとつである。しかしフィレンツェ生まれでフィレンツェ育ち、体の中にはフィオレン… 続きを読む

イタリアの老舗料理店15 ダ・アメリーゴ 創業1934年

「ダ・アメリーゴ」に行くのは少々骨が折れる。こう書くといきなり旅の意欲をくじいてしまいそうだが、店主のアルベルト・ベッティーニ曰く「このサヴィーニョはボローニャとフィレンツェを結ぶ街道からも外れた何もない町。昔から旅人が訪れるような町ではなかった」というが今は違う。フィレンツェか… 続きを読む

イタリアの老舗料理店14 オステリア・ディ・ルッビアーラ創業1862年

エミリア・ロマーニャ州のモデナとえいば豊かな食材に恵まれた食の街。そしてヴェルギリウスやアピシウスの作品にも登場するほど古い歴史を持つ酢「アチェート・バルサミコ」の街としても有名である。そのアチェート・バルサミコの作り方だが、まず原料となるぶどう汁を大鍋にかけて半分になるまで煮詰… 続きを読む

イタリアの老舗料理店13 サルサメンテリア・ストリカ・バラッタ創業1873年

ミラノの南東約八十キロ、パルマとピアチェンツァの中間にブッセートという小さな町がある。人口七千人あまり。大音楽家ジュゼッペ・ヴェルディの生まれ故郷としてイタリア全土にその名を轟かすオペラの聖地だが、この町にそれはそれはシブい居酒屋がある。創業一八七三年のオペラ居酒屋「バラッタ」で… 続きを読む

イタリアの老舗料理店12 アンティカ・ボッテガ・デル・ヴィーノ創業1890年

毎年夏の野外オペラ会場として知られるヴェローナのアレーナを背に、夜のマッツィーニ通りを歩く。イタリアを代表するブランド・ショップのウインドウが宵闇に映える姿は壮観。ミラノのスピガ通り、あるいはローマのコンドッティ通りに似たヴェローナ一の目抜き通りは夜八時を過ぎる頃、夜遊びに出かけ… 続きを読む

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