マホメット2世@Pesaro

ペーサロ滞在最後の夜は第二会場AdriaticArenaにてロッシーニのオペラ・セリア「マホメット2世」をA新聞様のご招待で観劇。今回2本目はVerdi風歴史大河ものを思わせる重厚なオペラ。とはいえ随所にロッシーニらしい技巧がちりばめられた構成。その筋立ては「マエストロ」Zが「ロッシーニのオペラは観客自身がその善悪を判断する」と語るのとは対照的に登場人物も少なく明瞭簡潔。一幕最後の4重唱はこれぞロッシーニと思わせるような複雑怪奇、混沌のはじまり。ヒロイン、アンナの高潔さ、肝の太さはトスカを思わせる。

観劇後はいつものホテルのテーブルでマグロのカルパッチョ、カジキのシチリア風グリル。安い。MASA

Masakatsu IKEDA
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池田匡克 Masakatsu IKEDA ジャーナリスト 1967 年東京生まれ。出版社勤務後1998 年イタリアに渡り独立。旅と料理のビジュアル・ノンフィクションを得意とし、イタリア語を駆使したインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「アマルフィとカプリ島」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「世界一のレストラン オステリア・フランチェスカーナ」など多数。2005年よりイタリア国立ジャーナリスト協会所属。株式会社オフィス・ロトンダ代表取締役。2014年国際料理大会Girotonno、Cous Cous Festに日本人として初の審査員に選ばれる。2016年レポーター・デル・グスト賞受賞。

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