「Sardegna!」 Count Downその6

フィリグラナ、とはサルデーニャ伝統の金細工。金糸を寄り合わせて作る繊細で優雅なその姿はサント・エフィジオの祭りで美女たちを飾り立てるあれでございます。定番のモチーフはサルデーニャ全土にいろいろありますが、こちらはカリアリの金細工職人の手による一品「ジラソーレ」。こうした美しい技を目に焼き付けた後、カリアリの書店にぶらりと入り、サルデーニャ民族衣装図鑑を手に取ってみるとそうしたモチーフが祭りの衣装のここかしこに見られたりして日々再発見と驚きの繰り返し。未知の土地への旅とは、そうした再発見によって自分の中に少しずつ知識と愛情が蓄積されてゆく、醸造過程のようなものなのかもしれません。

「サルデーニャ!」(講談社1890円税込)は2010年2月26日発売です。帯の言葉は料理研究家の有元葉子先生から頂戴しました。MASA

Masakatsu IKEDA
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池田匡克 Masakatsu IKEDA ジャーナリスト 1967 年東京生まれ。出版社勤務後1998 年イタリアに渡り独立。旅と料理のビジュアル・ノンフィクションを得意とし、イタリア語を駆使したインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「アマルフィとカプリ島」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「世界一のレストラン オステリア・フランチェスカーナ」など多数。2005年よりイタリア国立ジャーナリスト協会所属。株式会社オフィス・ロトンダ代表取締役。2014年国際料理大会Girotonno、Cous Cous Festに日本人として初の審査員に選ばれる。2016年レポーター・デル・グスト賞受賞。

2 Comments

  1. おひさしぶりです、久々にブログ拝見しております。
    いやー、きれいですね。サルデニーニャに金細工の伝統があるなんてすばらしいですね。
    たしか、いろんな国がとったりとられたりで大変な島だったんですよね。。

  2. えみ様
    久しぶりのコメントどうもありがとうございます。サルデーニャの金銀細工はとても精巧で奇麗なものが多かったです。サルデーニャもシチリア同様数多くの国々が通り過ぎていった地中海のメルティング・ポットでした。MASA

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