Gino e Pina@Benevento

フィレンツェを出てからアウトストラーダA1号線「太陽道路」ことアウトストラーダ・デル・ソーレをぶっ飛ばし、プーリアへの旅の休憩を兼ねてカンパーニア州はベネヴェントへ立ち寄る。昼食は大学通りにある「ジーノ・エ・ピーナ」で店に入ると「韓国の方ですか?」とカメリエーレ。中国人か?というのはよく聞かれるが韓国人と聞かれるのはあまりない。見れば店内ではW杯中継ポルトガルVs北朝鮮の真っ最中で、ご丁寧にも店の皆様がTV前の特等席(?)をご用意してくれようとしたのでした。ちなみにイタリア語で北朝鮮はコレア・デル・ノルドつまり北朝鮮。韓国はというとコレア・デル・スッド、南朝鮮で政治的違いは意識せず、単に地理的に朝鮮半島を南北に分けたいいかたをするのであります。

南に来た、と感じるのがブッフェ・スタイルのアンティパスト。チコーリア、ビエトーラ、ほうれんそうなどの炒め物、モッツァレッラ・イン・カロッツァ、ペペロナータなどなどの野菜前菜に加え、モッツァレッラ&ルッコラを頼む。「うちのはサレルノ産です、なぜならナポリ産はダイオキシンに汚染されてるから」(注・以前そんな事件がありました)と店主。さらに焼きたての玉葱のふわふわフリッタータ!!。次いでソレント風ニョッキ、魚介類のリングイネ・カルトッチョ、サルシッチャのグリル・ベネヴェント風(焼きモッツァレッラのっけ)を。デザートはスイカと揚げドーナッツ。さらにさらにベネヴェント名物のリキュール「ストレーガ」を一杯。ヘミングウェイでおなじみのこのリキュール、お味は庶民的な手作りシャルトリューズという感じでした。MASA

Masakatsu IKEDA
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池田匡克 Masakatsu IKEDA ジャーナリスト 1967 年東京生まれ。出版社勤務後1998 年イタリアに渡り独立。旅と料理のビジュアル・ノンフィクションを得意とし、イタリア語を駆使したインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「アマルフィとカプリ島」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「世界一のレストラン オステリア・フランチェスカーナ」など多数。2005年よりイタリア国立ジャーナリスト協会所属。株式会社オフィス・ロトンダ代表取締役。2014年国際料理大会Girotonno、Cous Cous Festに日本人として初の審査員に選ばれる。2016年レポーター・デル・グスト賞受賞。

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