Botturaが序文を書いた限定ARTUSI本

¥4,400

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説明

2020年はかの美食家ペッレグリーノ・アルトゥージ Pellegrino Artusiの生誕200周年にあたることから生まれ故郷であるフォルリンポポリ Forlinpopoliはもちろん、日本でも記念イベントが予定されており初の日本語訳も出版される予定だ。「厨房の科学と美食の芸術 La scienza in cucina e L’arte di mangiar bene」通称「アルトゥージ本」は本国イタリアでも何度も装丁を変えて多くのヴァージョンが出版されているが、あッシモ・ボットゥーラが序文を書いた生誕200周年を記念した限定本が登場した。

«Questo libro è un libro scritto con pura ed energetica passione. È una storia di amore e di espressione. È la maniacale ricerca del linguaggio adatto a dipingere i mutamenti di un intero Paese…» (Massimo Bottura)

“これは純粋な情熱によって執筆された書籍であり、愛と表現の歴史であり、イタリア全土に相通じる言語を偏執的なまでに研究した成果だ…マッシモ・ボットゥーラ Massimo Bottura”

同書は19世紀末当時の中北部イタリアの郷土料理を中心としたレシピ集で、それまで貴族の厨房で開発研究されてきたレシピと、民間伝承で口から口 へと伝えられてきた郷土料理のレシピを、イタリア料理史上初めて一般人でも手にすることが出来るように編集したものであった。最初は自費出版だったものの アルトゥージの死後も順調に版を重ねて現在では100版を超え、近代イタリア文学の最高峰「ピノッキオ」と並ぶ超ベストセラーといわれ、イタリア女性が嫁ぐ際は「Cucchiaio d’argento」=「銀のスプーン」かこの「アルトゥージの料理本」が嫁入り道具の必需品だった、といわれた時代もあったほどである。

この「アルトゥージの料理本」には合計790のレシピが掲載されており、その大部分は現代でもいわゆる定番イタリア料理として世界中で食べられているものであるが、この本がいまだに読まれ続けている理由は、時にくすっとさせられる食の蘊蓄にあり、その文体と手法は現在活躍する多くのイタリア人料理ジャーナリストにも影響を与えている。

判型:592P 1C ハードカバー イタリア語 1200g Giunti Editore 刊 2019年10月9日発売


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重さ 1200 g

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