フィレンツェ美食散歩37 バルトリーニ

旧市街でもっとも規模の大きな調理器具とテーブルウエアの専門店。ウィンドウにはファンシーなキャラクターグッズが陳列されていることもあるが、店内には渋い調理器具がひしめいている。肉料理に欠かせない鉄製フライパン、熱伝導率の高いアルミ製鍋、栗用の穴開きパン、ラヴィオリ用の抜き型やキター… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩36 アンニーバリ・キーティ

中央市場の正面入り口前、露店をかきわけると現れるキッチングッズの店。飾り気もなく雑多な品物がウィンドウにも軒先にも並んでいるが、創業は一八八〇年、現在で4代目という老舗である。家庭で作るジャムや保存食用のガラス瓶から、プロ仕様の鍋や包丁、モダンデザインの「アレッシ」までが天井高く… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩35 ペーニャ

すでに旅行者の間でもよく知られているが、とりあえずお土産探しには必ず立ち寄ることにしている。なんといっても品揃えが充実しているし、商品が見やすい。日本へのお土産はチョコレートにビスコッティ、ハーブミックスやパスタといった定番から、スペルト小麦や白いんげん豆など料理好きな人向けのも… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩34 タッシーニ

何かを頬張りながら何を買おうかなと物色する“ながら食”がイタリアではごく普通のことなのだ、と知ったのがここ。生ハムにチーズ、瓶詰め保存食からビスコッティ、バルサミコ酢にワインと、数は多くはないけれど一流の品が揃う高級食品店で、しかも、昼時にはできたて熱々のパスタや具沢山の新鮮サラ… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩33 ボッテガ・デッロリオ

スーパーや食料品店にオリーブオイルはたくさん並んでいるけれど、そのどれを選んだらいいのか見ただけではわからない。だから、専門知識があって、しかも試食もさせてくれる専門店の存在はありがたい。店主アンドレアが用意しているのは常時6〜7種類。トスカーナのほかシチリア、プーリアなど南イタ… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩32 オリオ&コンヴィヴィウム

総菜店、ケータリング、オリジナル食品開発と、フィレンツェではその名を知られた食の開発会社が旧市街に設けたアンテナショップ&レストラン。目玉は素材選びからレシピ、製造まで一貫して自社で手がけたオリジナルの食品。ジャムやハチミツ、パスタソースは旬の素材のみを使い保存料などの添加物なし… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩31 カラベ、レ・パリジーネ、ペルケ・ノ、ヴィヴォリ

カラベ Carabe’

フルーツたっぷり本場シチリアの味

旬の果物に適度な量の砂糖をまぶして寝かせ、風味を充分に引き出してからジェラートにするのが「カラベ」流。シチリア出身のアントニオはフィレンツェ・ジェラート界に素材主義を浸透させた張本人。お薦めは舌触り滑らかなグラニータ。さっぱり… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩30 ピストッキ

かつて馴染みのワインバーで「ものすごく美味しいチョコレートケーキだから」と勧められたのが、「ピストッキ」のトルタ・フォンデンテ・ディ・チョコラートだった。湯をつたらせたナイフを入れると、みっちりと締まったテクスチャーが伝わるや否や、すっと手応えがなくなる。口に含めば一瞬のひんやり… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩29 バッレリーニ

旧市街の西側、ギルランダイオの「最後の晩餐」を擁するオンニッサンティ教会のある通り。一見変哲のないこの道に、いくつかのパスティッチェリアが点々と並んでいる。界隈に住む、あるいは勤める人々にはそれぞれ気に入りの店があり、お茶にお昼にと足繁く通う。「バッレリーニ」もそんな地元民に愛さ… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩28 アンドレア・ビアンキーニ

厳選された素材を正しくテンパリングすることによってのみ得られる艶やかなチョコレート。宝石のような、という形容がフィレンツェで初めて正しく用いられたと「アンドレア・ビアンキーニ」の誕生時に思った。その二〇〇四年を我々はフィレンツェにおけるチョコレート開化の年と呼び、この町からピサに… 続きを読む

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