説明
ローマの伝統料理をひとことで表現するならば「クイント・クアルト」という言葉に集約されるだろう。これは直訳するなら「4分の5」となり、牛や豚などを解体した際、4等分したうちの5番目、つまり正肉としては流通しない内臓などのことで日本のホルモン=ほおるもん、という表現と非常によく似ている。本書では、そうしたローマ伝統の「クイント・クアルト料理」を徹底的に解説した稀有な料理本である。また「アマトリチャーナの女王」と呼ばれるアンナ・デンテはじめ、ローマ「クイント・クアルト」界の著名人も登場するのがローマ・ファンにはたまらない。
目次
Prefazione:Un nuovo desiderio di carne
Anna:macellaia, contadina, cuoca
Campo de’ Fiori
Annibale, il gentiluomo con grembiule da macellaio
La cucina ebraica romana
La Pajata
Monte Testaccio e il Mattatoio
Al mercato con Anna
Le frattaglie: un cibo sano?
版型:255×200(mm) 862g オールカラー224P ハードカバー イタリア語 Giunti刊
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