L’Aia dei Canti@Greve in Chianti
ガイオーレを後にして、キャンティ・クラシコ地区でもフィレンツェ県のグレーヴェへ。地区内でも一番開けている平地の村、というか村と町の中間。取材&宿泊先はそこから2キロ南のモナ・リザのモデルになった女性が住んでいたということで女性に人気のVignamaggioである。 ここはレストランサービスが週に2〜3回、それも平日だというので、お昼は簡単にサラミ&チーズを用意してもらって適当に。でも、Vignamaggioがウンブリアで作っているシャルドネは軽くて天気のいいお昼にはぴったりだった。 そういうわけで比重は夜、ドライバー、アレッサンドロの”オレのシマ”の2軒目へ案内してもらう。Vignamaggioよりもさらに奥地へ、どんどん上って行った先が、L’Aia dei Canti、直訳すれば、歌の前庭、オーナーがフィレンツェやシエナの民謡歌いであることからついた名前だ。 とりあえず、前菜の盛り合わせを頼む。次から次へ、サラミや生ハム、野の野菜の卵炒め、キノコのソテー、キノコのサラダ等が出てきた。お昼が軽かっただけに減りも早い。その次はパスタだ。手打ちのマルタリアーティにサルシッチャとナス。これもまた焼うどん系で、パスタの歯ごたえと塩味しっかりめのサルシッチャ、両者の間に立つナスという案配で止められない。こういうのは家で再現しようと思ってもなかなかうまくいかない。似て非なるものになってしまうのはなぜだろう。mnm

SAPORITAをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。