スペイン・バル論2 El Vaso de Oro@BARCELONA
店名の「エル・バソ・デ・オロ」とは黄金のグラスという意味、つまりセルベッサ、ビールのことだ。酒飲みなら店名を聞いただけで是非一度訪れてみたくなるではないか。
バルセロナのベイエリアにバルセロネータという一画がある。最近このエリアはポートヴェイやオリンピック村跡地の再開発、デザイン・… 続きを読む
店名の「エル・バソ・デ・オロ」とは黄金のグラスという意味、つまりセルベッサ、ビールのことだ。酒飲みなら店名を聞いただけで是非一度訪れてみたくなるではないか。
バルセロナのベイエリアにバルセロネータという一画がある。最近このエリアはポートヴェイやオリンピック村跡地の再開発、デザイン・… 続きを読む
バルセロナに滞在する際、ホテルはよほどのことがない限りパセジ・デ・グラシア周辺にしている。足の便やセキュリティ、取材先に近いことなどその理由はいくつかあるが、食事する場所にことかかない、というのが一番大きな理由である。市内を南北に走る大通りパセジ・デ・グラシア通りは両脇にブランド… 続きを読む
1947年創業のラ・パリャレサ。ここの名物は、チュロスとか、フランとか、クレーマ・カタラーナ。こってり濃厚チョコレート、スイソとともにいただきます。
チュロスの生地は塩味、そこにまぶした砂糖がいい具合に絡み、あまじょっぱさがたまりません。
フランはホイップクリームで姿が殆ど見えなくな… 続きを読む
イタリアにまして素朴度の高いスペインのお菓子。甘さもかなりのものですが、お菓子は甘いもの。”甘くなくて美味しい”なんていうのはお菓子ではありません。正しく甘ければたくさん食べなくても済むのです。
ポルボロン。イタリアで音が似ているプロヴォローネprovoloneはチーズ。rとlの区… 続きを読む
昨年後半はなんだかいろいろとあって心のゆとりが失われており、何かをためつすがめつするという時間もなく過ぎてしまいました。これではいかん、と態勢を建て直そうとしたところへ、ひょっこり現れるものなんですね、「これ、絶対ほしい」もの。何がどこに潜んでいるかわからない初めての場所でも、呼… 続きを読む
古い店を維持するのはとても大変なことだと思います。ただ古ければ良いというものではなく、伝統を守りながらも時代に合わせる工夫が必要で、その工夫が悪目立ちしてもいけません。というようなことを、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の社長はいつも言ってるなぁ...その良い見本の一例が、Agut… 続きを読む
景気の悪さを閉店とブランド店のより安い賃料店舗への移転に実感するバルセロナ。飲食店も然り。でも、賑わっている店もないわけではありません。安くて美味いが一番賑わっていますが、二番は安くて居心地がいい店。そして、安くて美味いけれどそこそこの賑わいというエアポケット的なお店は混雑が苦手… 続きを読む
観光レストランとひとことで言っても、やる気ゼロのどうしようもないところから、プロ意識の徹底したところまでさまざま。4Gatsは後者ですね。値段は高いけれど、ショバ代ですから。薄切りサラミをはさむパン・コン・トマーテが6.89ユーロ。お布施だと思えば気になりません。… 続きを読む
本日1月6日は、ここスペインではスペシャルな休日。東方の三賢人がキリストに供物を捧げてご挨拶したということで、しかしなぜか、子供達にお菓子をあげる日にもなっています。昨日のバルセロナの前夜祭では飴を投げるパレードと飴を求める老若男女にはばまれて大変な目に遭いました。そして今日当日… 続きを読む