単一品種パスタ Monograno Felicetti

我が家で愛用するパスタはBarillaのNo.3、スパゲッティーニ、ゆで時間5分の細麺タイプ。時々浮気して別ブランドのパスタを試しても、結局、これに戻ってしまう。使い始めたきっかけは「ガルガ」が愛用していると知ったからだが、試してみればゆで時間が短いし、細い割りにはアルデンテ持続時間が長いので、もたつく素人にも扱いやすい。それから、安いというのも見逃せない大きな利点。
でも、大企業製食品の常で、どんな材料でどういう風に作られているのか、本当のところは不明。疑いだしたらきりがないとはわかってはいるし、超のつく神経質というわけではないので普段は気にしないけれど、たまに、少量生産のこだわりっぽいものを見つけると、無性に試してみたくなるのである。
「料理王国」1月号のワールドレポートでも紹介した、有機栽培・単一品種パスタ「モノグラーノ」は、どこでどうやって育てられる素材かを徹底的に追求し、生地を練る時の水もドロミテ山塊高度2000mの自然湧水を使うといういわゆるこだわりのパスタ。記事掲載時にはスペルト小麦と高タンパクなカムット麦の2種類しかなかったが、このほど、デュラム小麦シリーズが誕生。前出二つが歯ごたえという点でどうしても物足りなかったけれど、これでその問題もクリアになった、はず。mnm
SAPORITAをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。