Mamma Gina@Firenze
創業1920年代。オルトラルノにあるそれはそれはシブイ店。カメリエーレはみなひとくせもふたくせもありそうな壮年、老人。当然みんな黒ボウタイ。 外国人客率高し。広くてもほぼ満席。地下のカンティーナが自慢だけれど、実際見てみるとセレクトも量もヴィンテージもまぁ、まぁ。驚くようなお宝は見つからなかった。料理は非常にクラッシック。今や貴重になりつつある20年前のリストランテ料理。料理と見事にマッチしないボーダー装飾の皿、華美な付け合わせ、花形に切ったプチトマト(ポモドリーノ、ではない)、厚さ5センチのメダリオン、濃厚なブルネッロのソース。全て70年代のヌーヴェルの残滓。 こういう料理を出す店がまだあるんだ、と感心。老舗は奥が深い。MASA

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