Vinaino@Firenze
最近フィレンツェにあまりいないこともあるが、久しぶりのヴィナイーノ。思い出してみるとほぼ2ケ月ぶりである。夜に訪れるとほぼ満席。それでも「8時30分の予約席に座っていいわよ」とマダムにいわれたので、インサラータ・ミスタとタリアータ・ディ・マンツォ・コン・ルッコラ。食前酒は全員にサービスのミモザ。そういえば今宵はフェスタ・デッラ・ドンナであった。 サマンサとデボラ(仮名)の看板娘3人揃い踏み。店は活気にあふれ、イタリア人、外国人問わず、みな楽しげに食事を楽しんでいる。うーん、いいなぁ。例えリゾットのマンテカーレが足りなくても、スパゲッティが熱すぎても、タリアータにバルサミコかけすぎでもいい。アメリカ人らしき団体が予約時間より早く訪れたので、地元としては大人しく席を立ち、コップワインを持って実は特等席であるカウンターの片隅へ。大理石のカウンターをなぜながらチョコレートとペペロンチーノのトルタ。ヴィナイーノの料理はどれも良心的で心休まる味だけれど、実はドルチェがいい。 さらにデボラが煎れてくれたエスプレッソとこもわらキャンティのグラッパ。会計を頼むと●●ユーロでいいという。「それじゃ安すぎるじゃん」とマダムにいうと「まだ食べてるのに急かしてどいてもらったし、今日はこれでいいわよ」と。「じゃ、ごちに」と●●ユーロ置いて店を出る。マダム、デボラ(仮名)、サマンサ(実名)、イタリアに名店数あれど、どこよりも愛するのが近所のこの店であることに疑いはない。MASASAPORITAをもっと見る
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