Buca Mario@Firenze
オフになるはずだった中南部取材最終日夕方、撮りこぼした案件もなんとか無事に終了し、ようやく本当の打ち上げへとこぎつけた。翌朝早くの便で帰国するスタッフの都合も鑑みて選んだ先はホテルからも我が家からも近いbuca。オーナー家族の異常なまでの愛想の良さに、勘定高くてもついつい行ってしまう店である。それに、メニューが豊富なので、好き嫌い激しい人でもとりあえず何か食べるものが見つかるところがミソ。 クロスティーニ・ミスティ、カラスミのカルパッチョ・ミニトマト添えの後、フォトグラファーはラグーのスパゲッティ、編集者はバジリコペーストのトゥレネッテ、セコンドにビステッカのタリアータ・ルーコラ&カルチョーフィ添えとサルシッチャのファジョーリ・アッルチェレット煮込み。タリアータは日本の牛肉のたたきそっくりの大きさと薄さに切り分けてあり食べやすかったが、ファジョーリは相当塩辛くて完食ならず。すごく美味しいというわけではないけれど、サービスもそつがないので、まぁいいかという感じ。 ワインはChianti ClassicoのClemente VII(24ユーロ)とBolgheriのLe Difese(35ユーロ)。前者のほうが酸のバランスが良く飲みやすいと好評。ボルゲリ、マレンマの赤はもったりしているものが多いのでやっぱりセレクトが難しい...。mnm

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