鎮魂歌@Salzburg
5泊6日のザルツブルク遠征を終えて久しぶりに住み慣れたウイーンのアパートメントに戻る。久々の快適なネット環境。というのもザルツブルクで泊まった料理旅館は事前情報とは異なりネット不通。スーペルモバイラーとしてはこういう時の対応策はいくつかあるが、とりあえず一番簡単な近所の駆け込み寺ネット・カフェに毎日通う。しかしLibero.itの難点はWEBメールでは日本語が読めないこと。なんとかならないものかしら。というわけでしばらく不自由な日々を送っておりました。 そんなサルツブルク滞在中の某日、旧市街にあるコレーギエン教会で行われたモーツァルトのレクイエム・コンサートへ。主祭壇に登場したオーケストラ&コーラスは荘厳で神々しく、教会音楽とはこういうもの、と骨の髄まで味あわせていただきました。「ラクリモーザ」は胸を打つ天上の調べ。 教会を出たらその名も「ツム・オイレンシュピーゲル」というレストランにてサイプリング・ゲブラーテンとバックヘンドル。前者はオーストリアでよく目にする鱒のフライパン焼き。正式名称はレイクトラウトかアメマスか、ホワイトフィッシュか?今手元に辞書がないので分からないがその辺り。後者は若鶏のフライだが、どこの店でも手羽、胸肉、腿肉と3部位きっちり半身づつからりと揚げてある几帳面さ。仕上げは今宵も宿の食堂でシュナップス。MASA

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