伝家の宝刀
11月21日から28日までサルデーニャ島に行ってました。ここ一年で三度目の遠征は大いなる円環を閉じるべく最後の旅。その集大成は近々発表できるかと思いますが、今回サルデーニャで出会った珠玉の銘品のひとつがサルデーニャ伝統のパストーレ・ナイフ。名工パオロ・プシェッドゥの黒い掌の中で妖艶に光り輝き、触れただけで何物でもすぱりすぱりと切り落とすその切れ味はまさに伝家の宝刀。サルデーニャの羊飼いはこれ一本で羊を一匹解体してしまうというが、それもさもありなん、と思わせるほどの妖刀。 一方こちらはオリスターノで出会ったサルデーニャの猫で、通りの名前をとってカンパーニア嬢と勝手に命名。まだ大人になりきってない少女猫はなんとも人懐っこくて勝手に車に乗り込んでくるほど。ひとしきり遊んだ後に後ろ髪引かれつつ別れる。人懐っこいのはいいけど、さらわれないように気をつけないさいよ。MASA  

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