Firenzeな日々Vinaino, Volpi e l’Uva, Cammillo, Gozzi, Santagostino23, Acqua al 2
2009年2月13日(金) 日本から来たK誌のM女史とVinainoへ。Antipasto della nonna(Cipolline abbondante come sempre!!)、Affettati misti、焼きたてのPorcellino arrosto、Trippa alla fiorentina、Peposo。 2009年2月16日(月) M女史、O女史らと4人でアレッツォへ。貴族Albergozzi男爵家におじゃま。次回の取材の話をなんとなくしつつワインいただく。 2009年2月18日(水) 朝からフル回転でBartolini、Enoteca Bonatti、Obsequium取材&撮影。ふう。 2009年2月19日(木) 弘前からやって来た料理人S君と合流。Volpi e l’uvaでプロセッコ飲みつつAffettati misti&Crostone con salsiccia e formaggio al tartufo。さらに会場をCammilloに移してAffetatti misti、Acciughe e burro、Bistecca alla fiorentina(1kg)、Frito misto della verduraなどなど。さらにFrittelle di castagna。 2009年2月21日(土) 朝から中央市場でS君と仕入れ。夜は我が家で出張料理してもらう。Insalata di finocchio alla siciliana、Cozze al vino bianco、Tagliata di manzoなどなど。 2009年2月22日(日) 敬愛する日本人指揮者、大野和士さん初の来フィ・コンサートとあらばいかないわけにはいきません。S君と3人最前列に陣取りMaggio Musicale Fiorentino楽団をぐいぐいと引き込んだ大野さんの熱演を鑑賞。 Dmitrij Šostakovič Suite di balletto n. 1 op. 84b Lorenzo Ferrero Concerto n. 2 per pianoforte e orchestraI esecuzione assoluta Pëtr Il’ic Čajkovskij Sinfonia n. 4 in fa minore op. 36 軽快なショスタコはフィレンツェへの挨拶代わり。次いで初演の現代音楽。この後の幕間のトイレである老婦人は「あの曲、繰り返しが多いわね。それに長過ぎ!!」とばっさり。しかし、しかし大野さんの真骨頂はチャイコフスキー。最初は様子見でおそるおそる弾いていた(ような?)マッジョ・ムジカーレも途中から大野さんにぐいぐい引き込まれる。それはわれら聴衆も同じでほとばしる汗、音楽への官能に震える五体、そして時折発する咆哮に胸をつかまれ、魂が震える。感動のフィナーレ。チャイコフスキーの第四っていいですね。幕が下りた後には楽屋でリヨン以来2ケ月ぶりにマエストロ大野に挨拶。 2009年2月23日(月) 前夜の余韻がまだ冷めず、CDショップRICORDIで SHOSTAKOVICHのJAZZ&BALLER SUITES Fil Music、さらにCHOPINのPiano Concerto 1&2、BoccheriniのGuitar Quintets購入。 昼はマルケからやってきた料理人R太君と中央市場近くのGOZZIへ。AlessandroとLucaの名コンビに写真あげたあとLesso con salsa erde e patatine fritte、Finocchio gratinato、Polpettineなど。 2009年2月24日(火) カーニバル最終日、Martedi Grassoの夜は肉食食堂Santagostino 23へ。Insalata di pollo、Ficattole e prosciuto、Orecchia d’Elefante、Fish&Chips all’Oltrarno。E誌休刊の悲しいお知らせ。さらに某誌も?どうなる、日本の雑誌業界? 2009年2月25日(水) 朝から Acqua al 2にてトリッパなど撮影。しかし気もそぞろ。MASA

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