路上ジェラート禁止!@Lombardia
ロンバルディア州ではこのほど、路上でケバブ、ピッツァ、ジェラート等を食べることが禁じられた。食べたければ買ったその場の店内か、持ち帰って自宅なりオフィスなりで食べるほかない。よくパニーノなんかを食べながら歩いているのを見かけるけれど、それはもう御法度。ローマのスペイン階段付近ではジェラートを食べてはいけないことになって久しいが、州全体で禁止!とはまた思い切ったことをなさる。 違反すれば、516ユーロから3098ユーロの罰金、再犯ならば3ヶ月の営業停止も。さらに、こうしたmangia&viaな店は深夜1時の閉店が義務づけられ、違反すれば154ユーロから1032ユーロの罰金となる。 この新令は治安維持、騒音低減を計るためであり、また、原材料の詳細と冷凍食品を使用する場合はそれも明記するよう義務づけて衛生管理の効果も期待するという。 フィレンツェでも今、実験的に週末の深夜のアルコール販売が制限されている。春になり、はじけた若者が真夜中に嬌声をあげて大騒ぎ、挙げ句の果てに喧嘩や器物損壊で警察や病院のお世話になるという事例が急増しているから、せめてそのくらいの規制があってもいいとは思うけれど、日中のぽかぽか陽気にジェラート食べながら街歩きしたいというささやかな希望も剥奪されてしまったロンバルディアのかたがたには同情を禁じ得ない。というか、ミラノへ行ったら自分も路上ジェラートできないじゃない!mnm

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