「サルデーニャ!の夕べ」終了報告
2010年3月23日、コチネッラ@中目黒で行なわれた「サルデーニャ!の夕べ」は全国各地から56名(+スタッフ3名)の皆様のご参加をいただき、盛況のうちに終了いたしましたことをここにご報告申し上げるとともに、この場を借りてご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。ちなみにメニューを取り忘れてしまった方、あるいは参加ご希望のお申し込みをいただいたにも関わらず、満員につきご参加いただけなかった方のため以下に今回のメニューを記しておきます。当日はこんな感じの料理が登場しました。
アンティパスト
からすみのブルスケッタ
パーネ・カラサウ(パーネ・グッティアウ&パーネ・フラッタウ)
ムール貝のクルダイオーロソース
ムール貝のパン粉焼き
空豆のセモリナ粉煮
ズッキーニの詰め物
カリフラワー焼き
鰯のマリネ フェンネル風味
海老のハーブ焼き
地中海風ナスのサラダ

プリモ
魚のソースからすみがけフレーグラ 
ラムのラグー和えニョッケッティ・サルディ

セコンド
沖縄生まれ20kg子豚の丸焼き(!!!!)
ピンツィモーニオ
ブルスケッタ

ドルチェ
マチェドーニア
ドルチ・サルディ(グエッフス、パパッシーナス、ピリキッドゥスetc...)
以上は翌朝早朝イタリアに向かうにも関わらず3時間ぶっ通しのフル回転で料理を作り続け、パーネ・カラサウの実演もしてくれたパンツェッタ貴久子さんのサルデーニャへの思いが詰まった珠玉の作品集です。こうした料理の一つ一つがその味とともに末永く皆様の記憶に残ったとしたら、それはサルデーニャという一輪の花から生まれた種子が皆様方の心の中に根付いた証であり、いつか芽を出し花を咲かせることになるやもしれません。 以下さらなる御礼を申し上げたい皆様です。まず、今回の主旨に一も二もなく二つ返事でご賛同いただいた日欧商事さんからはサルデーニャを代表する白ワイン、Capicheraをご提供いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 次々に登場して来る料理をたった一人でサーブしまくり、さらに豚の解体ショーでもフィレンツェ・サン・ロレンツォ市場の肉屋勤務経験をいかんなく発揮してくれたR太こと枝澤竜太くん。フィレンツェの名店Buca dell’Orafo@FIRENZEの厨房を支え続けたその実力をご存知のBuca dell’Orafoファンの方は会場にも多く、今回の一時滞在中では生まれ故郷の北海道より駆けつけてくれました。これだけの料理を滞りなく出せたのはひとえに彼の力に負うところ大。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。 もうひとり長駆参加してくれたのは、南から来た男Antica Osteria TOTO@福岡の本田剛シェフ。福岡を同日朝経ってこの会に参加後、翌朝には福岡に戻って昼には店を開けるという強行軍で駆けつけてくれました。泣く子もだまるシチリア最強のトラットリア、Antica Marina@CATANIAで身につけた熱いシチリアの魂は、今も福岡でいかんなく発揮されています。皆様、九州方面へお出かけの際は是非TOTOで一夜を過ごし、シチリアを体感してみて下さい。 さらに今回「サルデーニャ!」の帯文をいただいた料理研究家、有元葉子先生にもご臨席を賜りました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 と、ここまで文字ばっかりの終了報告ですが写真は近々UPできるかと。なお、ご参加いただいた皆様より貴重なご意見、ご感想などのコメントを頂戴できれば次回以降の指針となりますゆえ幸甚に存じます。またいつか同様の会を催す機会があることを祈りつつ、ご参加いただきました皆様に熱く厚く御礼申し上げます。池田匡克、池田愛美 P.S.今回ご参加いただいた料理家ゆきこさんが最速レポートをブログ「しあわせごはん」にUPしてくださいました。写真満載ですのでこちらもあわせてご覧下さい。

SAPORITAをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。