Hotel L’orologio@FIRENZE
オロロジオ、とは時計のことですが定冠詞がつくと「ロロロジオ」となって至極発音しにくくなります。で、こちらはその時計をメインテーマにした「ホテル・ロロロジオ」。やはり発音しくいですが「ホテル・サンタ・マリア・ノヴェッラ」と同グループのフィレンツェの最新ホテルです。もともとオーナーの趣味だった時計を各フロア・デザインに取り込み、それぞれロレックス・フロア、パテック・フィリップ・フロア、ヴァシュロン・コンスタンタン・フロアとなりましたが非常に男性的で、時計とシガーとハードリカーが似合いそうな感じ。 で、こちらを案内してくれたのは2つのホテルの総支配人クラウディオ・デリ様。常日頃ホテル取材などでイタリアのホテルの対応を見るたびに「ホテルのサービスは支配人で決まる」と思っておりますが、デリ様はパークハイアット@ミラノの総支配人クラウディオ・チェッケレッリ様同様非常に細かい気配りができる支配人。だからスタッフも同様にサービスに気を配り、居心地の良さにつながるのかと。若い物は上の仕事ぶりを見て育つのです。近々リニューアル・オープン予定の5つ星「ヴィッラ・コーラ」も同グループなのでこちらもデリ様の気配りの元、新たなスタートを切るかと。こちらも楽しみ。MASASAPORITAをもっと見る
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なるほどパークハイアット@ミラノの対応が、ただ見学に行っただけでも、お客さんを迎えにいっただけでも、ほんの少しレセプションで話すだけの対応に清々しさを感じたのは、そういう事だったのですね。
イタリアでもそういうサービスが出来るところが増えるのは嬉しい限り。
もうちょっとレストランでもそういうところが増えれば嬉しいなぁと思うのです。
レベルの高いところに滅多に行けない自分のせいかな!?
hiro様
チェッケレッリ様は名門ヴィッラ・デステの総支配人だった方で、彼の元で学んだスタッフは今もイタリアのあちこちの5つ星ホテルで働いています。そのひとつがポルトフィーノの5つ星Lホテル・スプレンディドで、私も今週取材招待の予定だったのですが火山噴火で流れてしまって残念。MASA