Barbagarga@Firenze
バルバガルガ、という舌を噛みそうな名前ですがこちら通称バルバブルー「青ひげ」ことフランチェスコ「バルバブルー」グラナートとガルガ次男NY帰りのアレッサンドロ「ガルガ」ガルガーニのコラボレーションによるリストランテのことです。昨年末にオープンしましたが昨日2月4日はオープニングパーティ。イタリアでは開店後しばらくしてオペレーションが安定してから招待客を招いてオープニング・パーティをすることが多いのです。うちの猫はガルガ生まれですが、その兄弟猫を引き取ってNYに行ったのが当時まだガルガで働いていた若き日のアレッサンドロ。満を持して、のイタリア帰国。自称フィレンツェのシャガール、元祖「ガルガ」ことジュリアーノ・ガルガーニの料理魂を受け継ぐ期待の料理人であります。 昨夜は通称「ガルガのクチーナ・エスプレッサ」にも出てるガルガを支えるスタッフ、肉屋のアレッサンドロ(しかしこの名前、多いです)と魚屋のマッシミリアーノ、ガルガのメニューにもその名が残る「叔父貴」とこ巨匠画家マエストロ・アルフィオ、先日タリアータを作ってくれた肉屋のおかみ、ドナテッラ、ガルガのエリオJrエンリコなど、昔からのガルガ・メンバーが集合。肝心のメニューはというと「インサラータ・ガルガ」「スパゲッティ・インペラトーレ」「シャーロン風チーズケーキ」などガルガの香りを放つものもちらほら。しかしその他はすべてアレッサンドロのオリジナルのようです。立食パーティ形式の昨夜登場した物はというとプロシュート、フィノッキオーナ、フォカッチャ、などのつまみに続いてサルシッチャとカーヴォロ・ネロのようなファルファッラ。いくら立食とはいえイタリアのリストランテでこのパスタを目にするのは珍しい・・・。続いてこれまたガルガを思わせるアスパラガスとトリュフオイルのリゾット、ズッキーニのフリット、仔羊の脳みそのフリット、ワインはプロセッコとバルコレアーレの2種のみでした。サン・ロレンツォ中央市場の向こう側、夜は人気の無いちょっとブロンクスなエリアですが、薄暗い通りにほんのり灯る路地行灯がバルバガルガの目印です。 Barbagarga  Via San Zanobi, 33a/r FIRENZE tel055-475286 日休 www.gargabarba.com MASA

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