キャンティ・クラッシコ売上+21%
本日キャンティ・クラッシコ協会から届いた最新プレス・リリースによれば、2010年度のキャンティ・クラッシコの売上は対前年比+21%だったそう。よかったですね。というのも2009年度の売上はリーマンショックのあおりをもろにくらい、イタリア全土が合い言葉=クリージ(危機)だった世相を反映してかつてないほどのおちこみぶり。昨年2010年2月のキャンティ・クラッシコ発表会ではMarco Pallanti(Castello di Ama)、Giuseppe Liberatoreといったキャンティ・クラッシコ協会の大物たちが壇上にこそっと集まり、ぼそぼそっと「今年は景気悪いしあまりいい話がありませんな・・・」と2〜3分しゃべるとさっさと姿を消し、集まったプレス一同あっけにとられたものでした。これほどまでに景気が悪いとは、と思ったあの衝撃的な記者会見から早一年、今年はどうにかこうにか持ち直したようです。とはいえ昨年が最悪でしたから、これ以上の底はありえない、という見方が一般的ですが。 2010年の第二4半期は対前年同期比+37%だったそうです。2008〜2010年の3年間に渡る国別の国別売上でいえばアメリカ(27%)、イタリア(24%)、ドイツ(12%)、カナダ(8%)、イギリス(4%)、スイス(7%)、日本(4%)、オランダ(3%)、ロシア(2%)、その他(3%)だそう。そんな注目の2011年キャンティ・クラッシコ発表会&デグスタは2011年2月15&16日、フィレンツェのStazione Leopordaで行なわれます。詳細はこちらからどうぞ。MASA

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