バルセロナ食卓日記その1
只今東京に滞在中ですがその前の8月前半、2年ぶりにバルセロナに滞在しておりました。今年の3月南米行き前後にマドリッドに泊まり、南米珍道中の間もスペイン語のシャワーだったので久々のスペイン語という感じで懐かしくなります。2年前の取材はバルセロナ在住の日本人ハイパーメディア・クリエイターT氏の単独インタビュー。その時はなごやかな雰囲気で奥様の話も出ました。。。と、それはさておきT氏おっしゃるにはバルセロナは戦略的な観光整備でスペインの首都ならぬ「地中海の首都」をめざしているのだとか。そのひとつが次々に新しいしかけが誕生する市場のようです。ボケリアことサン・ジュゼップ市場はフィレンツェやヴェネツィアの市場にはない場内食堂を選ぶ、あるいはハシゴする楽しさを味あわせてくれますし、サンタ・カテリーナ市場はバル、カフェ&レストランまで併設し、市場食堂というよりスマートな市場使いを教えてくれます。今年の3月に訪れたマドリッドのサン・ミゲル市場はリニューアル仕立てでこれまた完璧なフードコート。イタリアで唯一肩を並べうるのはイータリー・トリノ本店ぐらいではないでしょうか。スペイン人にとって市場とはまさに食のエンターテインメント性を発揮する場なのでしょう。写真はそんな市場瞥見。食べた料理についてはまた後ほど。MASA

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