料理を通して農業の未来を考える Ratanà@Milano
食は体に入るものだから 、まず第一に安全を考えなければ」と語る、チェーザレ・バッティスティ氏。ミラノで再開発が進むガリバルディ地区にある一軒家レストラン「ラタナ」で使う食材は、考えを同じくする生産者から直接仕入れるものばかり。のみならず、バッティスティ氏は、店の周囲の更地を有機農法の菜園にし、子供たちに解放しています。「農業人は常に軽んじられてきました。知識を得る機会もなく農薬に頼ったり。その結果、我々の食は危険に脅かされています。未来を担う子供たちに、農業がいかに大 切なものなのかを知らせるには、土に触れることから始めなければ」。 店では、素材の力そのものを味わうためのシンプルな料理を提供。単にヘルスコンシャスであるだけでなく、食べると同時に環境についても考えてほしい、それがバッティスティ氏の願い。
Via De Castillia, 28 Milano
Tel.02-87128855 
www.ratana.it 
12時半~14時半、19時半~23時半 食前酒タイム 18時半~20時半

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