World 50 Best 2019に異変あり、ボットゥーラが対象外に?
2019年度の世界のレストラン・ランキングを決める一大イベント「世界ベスト・レストラン50 World 50 Best」の発表会は2019年6月にシンガポールで行われるが、本年度からは2018年度世界一オステリア・フランチェスカーナのマッシモ・ボットゥーラらトップシェフがランキングから除外される?というニュースが飛び込んできた。 これはいわばWorld 50 Bestの殿堂ともいえる「Best of the Best」が新設されるためで、2002年以来の優勝者である7人のシェフが見事殿堂入りを果たす予定だという。それはすなわち、Thomas Keller(French Laundry@USA), Heston Brumental(Fat Duck@UK), Ferran Adria(El Bulli@Spain), Joan Roca(El Celler de Can Roca@Spain), Massimo Bottura(Osteria Francescana@Italia), Daniel Humm(Eleven madison park@USA), Rene Redzepi(Noma@Denmark)だが、レネ・レゼピだけは2018年にリニューアルオープンしたNoma2.0でランキング入りする可能性は残しているという。 とすると今年のランキングでは事実上新チャンピオンの誕生が約束されたということ。果たしてそれは誰か?とすでにフードジャーナリストやWorld 50 Best審査員たちの間では予想が始まっているが、本命はというと2018年度ランキング3位のMauro Colagreco(Mirazur@France)ではないか?とまことしやかに囁かれている。果たして新チャンピオンは誰か?まだ少し先の話だが、世界のファイン・ダイニング界のトレンドを知る上でも今年のWorld 50 Bestに注目したい。SAPORITAをもっと見る
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