フランチャコルタ・バー1周年を迎える
早いもので昨年7月31日、銀座にある阪急メンズ東京3FにOPENしたフランチャコルタ・バーが間も無く1周年を迎える。フランチャコルタのみを扱う日本初のバーとして誕生以降、日本におけるフランチャコルタ人気に伴い、その存在もすっかり定着した感があるが、今回は1周年を迎えるにあたってさらなる飛躍を目指し、スペシャルな試みがいくつかおこなわれている まずはすでに有楽町を訪れた人は気づいたかもしれないが、6月23日から阪急メンズ1Fコンコース部分がフランチャコルタの全面広告で覆われている。これは「Very Italian, Very Franciacorta(ヴェリーイタリアン、ヴェリーフランチャコルタ)」という広告キャンペーンイメージで、 全世界に先駆けて日本で最初に公開され、8月23日までコンコースを埋め尽くす予定だ。これはイタリアの写真家マルコ・クレイグ(Marco Craig)によるフランチャコルタのブドウ畑のイメージで、フランチャコルタが持つ美しさへの賞賛や、領土への情熱、ライフスタイルへの誇り、良いものを造りだす力というメッセージが込められている。 そして3Fのフランチャコルタバーでは1周年を記念して3種飲み比べセットや、特別メニューを月毎にラインナップを変えて期間限定で提供する予定なのでこちらにも注目したい。2020年7月1日(水)~ 31日(金) 、11:00〜16:00の間、3種飲み比べセットはブリュット+ロゼ、サテン、ドサッジョゼロから2種類お任せで3,300円。一方7月スペシャルはサテン”とカボスピールのセット2,000円だ。早速試してみたのがベラヴィスタの新作ドサッジョ・ゼロ。加糖していないだけに非常にシャープで硬質、ドライな切れ味。ピノ・ネロがふくよかさと厚みを加えている。これカボスピールをあわせてみると、ライムのようなカボスの香りにアイシングの甘みが加わり、まるでダークラムとライムを使ったカクテルを思わせるから不思議だ。サテンとはフランチャコルタのみに許された呼び名で、白ブドウのみで作るブラン・ド・ブランのこと。さらにガス圧が通常の5気圧よりも低めに設定されているのでアグレッシブでない、上品かつ穏やかな泡が特徴だ。バローネ・ピッツィーニ・サテン2015は穏やかだけど酸はフレッシュ、なおかつクリーミーで泡が非常に穏やかかつ滑らか、そしてビオ。食前酒としてはもちろんだが食中酒としてもそのパフォーマンスを存分に味わうことができるはずだ。 他にも四角いデザインボトルが特徴的なフェルゲッティーナのサテン2015など、特別にセレクトした様々なブランドのブリュット、ロゼ、サテン、ドサッジョゼロ、リゼルヴァの各カテゴリーが充実しており、常時10種類がバイザグラスが楽しめる。また、ボトルでのテクアウトも可能なので気に入ったものがあれば自宅で自ら抜栓し、じっくりと味わってみるのも可能だ。 この夏レストランでは「とりあえずビール」でも「とりあえずスプマンテ」でもなく、食前酒にはグラスでフランチャコルタを、しかも銘柄指定で頼んでみたい。そうしたフランチャコルタ・レッスンをするには多くのラインナップがグラスで、しかも気軽に飲めるフランチャコルタバーは貴重な存在だ。まずはこの7月、ベラヴィスタ、バローネ・ピッツィーニ、フェルゲッティーナ、カ・デル・ボスコと、ひとつひとつ制覇してみることをお勧めしたい。 フランチャコルタバーFRANCIACORTA BAR 東京都千代田区有楽町2丁目5-13 阪急メンズ東京 3階 TEL: 03-6252-1381 11:00〜20:00 不定休(阪急メンズ東京に準ずる) 【問い合わせ】 フランチャコルタ協会日本事務局 Franciacorta Japan Office Tel: 03-6384-5925 Email: info.japan@franciacorta.netSAPORITAをもっと見る
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