鈴木弥平シェフによるパネットーネ・オンラインセミナー募集開始
来たる11月28日(土)15時より、パネットーネのオンラインセミナーが開催される。パネットーネの普及促進を目指す団体「パネットーネ・ソサエティ」の設立記念第一弾イベントで、題して「パネットーネってなんですか?」。講師には、パネットーネを作り続けて25年以上のリストランテ「ピアット・スズキ」の鈴木弥平シェフを迎え、参加者は事前に送られる鈴木シェフ特製のパネットーネを試食しながら、パネットーネの真実を知るという趣向。 11月も終わりを迎えるころ、イタリアでは、スーパーで山積みになっている一個数ユーロほどの廉価なものから、ミシュラン三つ星クラスのレストランが手がける贅沢なもの、そして、予約が取れないほどに人気を集めるカリスマ菓子職人のものまで、さまざまなパネットーネを見かけるようになる。そして、パネットーネの定義は、農林食品政策省によって定められており、自家培養発酵種(リエヴィト・マードレ)を使うことが絶対条件で、日本で言うところのイースト(イタリアではビール酵母)は使えない。しかし、その自家培養発酵種こそが、生地そのものに独特の風味と食感をもたらし、また自家培養だからこそ作り手によって味わいも異なってくるのである。 近年日本でも、クリスマス菓子としてのパネットーネの知名度は少しずつ上がり、輸入されてくるパネットーネの種類も増えてきている。が、パネットーネについての正しい情報はまだまだ少なく、その美味しさや特徴が今ひとつわからないという声も聞く。 オンラインセミナーでは、パネットーネについての基本的な定義と特徴、菓子職人や料理人などの手作り品(アルティジャナーレ)と工場で大量に作られるインダストリアルの違い、クラシックなパネットーネと先進的なパネットーネの違い、美味しい食べ方、アレンジの仕方などについて、鈴木弥平シェフがレクチャー。また、イタリアで開催される数々のパネットーネ・コンテストに入賞した経験やエピソードについても語る。参加者に送られるパネットーネはワンホール(直径17cm、約750g)で、コンテスト出場経験から編み出された、クラシックスタイルをベースにしながらも改良に改良を重ねたシェフオリジナルの逸品。 参加料は8,000円+送料(着払い)。参加人数には限りがあるので、ご希望の方はこちらよりお早めにチケットご購入を。お問い合わせは、info@panettonesociety.orgまで。      

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