ミシュラン東京2021速報!!ファロ能田シェフが1つ星に!
2020年12月7日(月)13:00〜オンラインにて「ミシュラン東京2021」の発表記者会見が行われた。例年この時期には都内ホテルなどで盛大に行われる同イベントだが、今年は御多分に洩れずクローズドでの開催。事前登録したメディアには、記者会見が終了した14:00以降に掲載内容含む情報公開が解禁になるという一連の流れは例年通りだった。 毎年おなじみ、最初に登壇したのは日本ミシュランタイヤ代表取締役ポール・ペリニオ氏。日本語堪能のフランス人だが今年はいきなりマスクをして登場。最初に触れたのは今年の新傾向「緑の星=グリーンスター」。これは「ミシュラン京都・大阪」「ミシュランイタリア」ですでに発表された通りサステイナブルを重視しているレストランには与えられる新たな称号だ。 2021年番の掲載店は全部で480件(飲食・レストラン446件、宿泊施設34件)、あらたな3つ星が2件(茶禅華、レフェルヴェソンス)含む合計12件。うち3件は2008以来14年連続3つ星。グリーンスターは6件だった。 イタリア料理に関しては大きな動きがあった。能田耕太郎シェフの「ファロ」1つ星評価だ!!これで能田シェフはイタリア料理界においてはローマの「ビストロ64」についで東京でも1つ星に認定。同じく「アルテレーゴ」の徳吉洋二シェフも1つ星を維持。ミラノの本店「TOKUYOSHI」は残念ながら星を失ったものの嬉しいニュースだろう。 他にも「ピアット・スズキ」「リストランテ・ホンダ」は今年も1つ星を維持し、それぞれ14年連続、11年連続となる。唯一の2つ星は昨年同様「プリズマ」、他に1つ星評価店には「アロマフレスカ」「タクボ」「プリンチピオ」「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」「ボッテガ」「ラッセ」「レガーロ」。 一方ビブグルマンは新規掲載が「アウダチェ」「アニコ」「コジコメ」連続掲載は「アンティカ ブラチェリア ベッリターリア」「オステリア ダ カッパ」「コンチェルト」「サン ヤコピーノ」「トラットリア ダディーニ」「トラットリア ブカ・マッシモ」「ファロ(代官山)」「ブラマソーレ」「ラ トラットリアッチャ」「ラ・ブリアンツァ」「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」「リストランテ クチーナ・シゲ」「ロットチェント」。 記者会見の最後に新規3つ星評価店である「レフェルヴェソンス「茶禅華」にミシュランから朗報が入り、スタッフ全員が喜ぶというまるでドラマ「グランメゾン東京」のような映像がボーナストラックとして公開されたが、いつの日かイタリア料理店でこんなシーンが見てみたい、と望んでいるのはわたしだけではないはずだ。最後に能田耕太郎シェフはじめ、全ての掲載イタリア料理店に心よりお祝いの言葉を贈りたい。SAPORITAをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。